ナサラ農法のシモン芋と何処が違うのか？

今日も暑い日になりました。
なかなか涼しい日になりませんね。

今日は、京都と滋賀へ
打ち合わせと圃場に行きました。
雨が降らないので、野菜も可哀想です。
車を走らせていると畑を見かけます。葉が焼けてしまっているものもありました。
もう少し、雨が欲しいですね。

さてさて、通常のシモン芋とナサラ農法で育てたシモン芋と何処が・・何が違うのか？

シモン芋は、土中の栄養素を一気に吸い上げてしまうので、連作が出来ないと言われています。５～７年は、他の作物の出来ないほど栄養素を摂取するといわれるほどです。
土には、その土地ごとにミネラル分が異なります。
土中に、カルシウムが少なければ、その土で育てたものは、カルシウムが微量になります。
鉄分が少なければ、これも同じことですが、鉄分が少ないものしか育ちません。
ホウレン草が鉄分を好み、ホウレン草には鉄分が多く含まれると言われていますが、実際には、土中に鉄分が少なければ、そのホウレン草は鉄分が少ないことになります。
野菜を育てる際に、ＮＰＫを主体として、微量ミネラルを与えていないので、微量ミネラルを野菜が吸い上げていません。
このことと同じことになりますが、通常栽培でシモン芋を育てても微量の栄養素が吸収できないことになります。
通常栽培のものとナサラ農法で育てたものと比較すると鉄分が、随分多く含まれています。
また、亜鉛や銅などの微量ミネラルも通常栽培では、吸収できていないものがほとんどといえます。
自然界の植物を基本にミネラルを造り上げているからこそ、バランスのとれたミネラル分が含まれたものが育ちます。
通常のシモン芋をスライスすると直ぐに茶色く酸化していきます。
ナサラ農法で育て上げると乾燥して、堅くなっても切った瞬間と同じように白い状態で保ちます。酸化していかないことになります。
ＮＰＫで育てたものは、酸化しやすいものになります。
酸化するのもを食べるのですから、酸化していきます。
酸化の反対で、還元していくものであれば、還元する要素が考えられます。

酸化していかないような栄養バランスが取れているからこそ、高品質といえると言えるのではないでしょうか。

安心安全なものが、大切ですよね。