氷の花*

2015年11月30日 | 日記
シモバシラ(霜柱)別名 雪寄草 というシソ科の多年草があります。
花はうちでは9月初め頃 林内でひっそり薄いピンク色の小さな花を見せてくれます。
花はとっても可愛い~です。

今年はあまりきれいに咲いてくれなかったこともあってアップしませんでしたが 
こんなピンボケですが参考までに。  私はこの花の爽やかさが大好きです^^



取り立てて珍しい花ではありませんが この時期いろんな条件が揃うと大変身!  
 (((o(*゜▽゜*)o)))   氷の花を咲かせます.。.:*・

これはチューリップ*のようですね♪







今年はそんなに高くまでいきませんでしたが 何もなくなった庭にあっては
ちょっとした異空間です。

よく冷え込んだ朝枯れた根元を見ると茎から氷が張り出し花を咲かせています。
茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸び出したものだそうです。

一度これが出来ると茎の構造は壊れるので一年でたった一度だけ咲く冬の氷花。

茎の部分が枯れている。 気温が氷点下くらいまで下がる。 
雨や雪が降っていない時。 強い風が吹いていない時。
いろんな条件が揃わないと見ることが出来ず 条件が揃ったからといって
必ずしも出来るとは限らないようですから不思議なものです。






これはシモバシラではなく 白のアキチョウジのはずですが根元の周りが
シモバシラのように氷が張り出しています。
一つ一つが可愛くクリンクリンしていてどんな加減なんでしょうね。 (o^^o)♪
テンニンソウなども霜柱が出来るそうです。



そして 落ち葉で覆われた小道がところどころ盛り上がっています。
最初気付かず モグラかな!? なんて思っていたら・・・
やけに歩くとサクサクするので よく見たら本物の霜柱でした。





こんな霜柱が立つようになると うちの庭も長い長い冬眠に入ります。
木々や植物たちと一緒に春まで冬眠出来たらいいのになぁ~ 
と毎年思うことです。  (*≧m≦*)




お立ち寄り下さってありがとうございます。