ジロリアン in 香川

マラソン、トライアスロン(休止中)、讃岐うどん、ラーメン、旅行などどうでもいい記事を気が向いたときにだけ更新しています

第23回サロマ湖マラソンを終えて (その4)

2008-06-25 22:10:00 | main

6月22日(日)

はるか対岸のワッカ原生花園(以降 ワッカ)を走るランナーを眺めつつ、私も先に進みました。

そして、80kmが近くなった頃、左折の案内板がありました。

ここがワッカの入り口です。

スタート以降ずっと曇っていましたが、幸運なことにちょうどこの頃晴れ間が出始め、景色を楽しむには絶好の天候になりました。

入り口手前にある給水所で、スポーツドリンクと果物を食べ、いよいよワッカへ突入です。

しばらくは木漏れ日のさす林の中を走りました。

その途中で80kmのチェックポイントを通過しました。

「あと、ハーフマラソンを一回走るだけで、ウルトラマラソンが終わってしまうのか」となんとなくさびしい気分でした。

林を抜けると一気に視界が広がりました。

正面には原生花園、左にサロマ湖、そして右にはオホーツク海。

このようなすばらしい景色が楽しむことができ、本当に幸せでした。

途中、折り返しをして戻ってくる大勢のランナーとすれ違いましたが、私よりも10歳、20歳も年上の人たちが力強い走りをしていました。

頭が下がるばかりです。

さすがに80kmも走ってきたので足は大分重くなってきましたが、ワッカの中の遊歩道を私は一歩一歩先へ進みました。

<その5に続く>


第23回サロマ湖マラソンを終えて (その3)

2008-06-25 22:00:00 | main

6月22日(日)

55kmのレストステーションを通過し、いよいよレースも折り返し点です。

練習での最長走行距離の50kmを過ぎ、ここから先は未知の世界です。

60km付近はこのコースで最高地点となりますが、ここも快調に通過できました。

この後、サンゴ草の群生地のそばを通りましたが、時期が違ったため、サンゴ草は全くありませんでした。

65km付近では、「魔女の森」と呼ばれる林の中の道を通過です。

この後も黙々と足を進めましたが、さすがに疲労が溜まってきており、給水所で止まってしまうと、なかなか次の一歩が出にくくなってきました。

それでも100kmのゴールを果たすために、ここからは我慢の走りが続きます。

70km付近で50kmの部のランナーと合流をし、周りのランナーの数が倍増しました。

75km付近の給水所ではサロマ湖マラソン名物の「お汁粉」と「そうめん」を食べてエネルギー補給完了です。

でも、再スタートの際の足、太ももの痛みがさらに増してきてしまいました。

それでも不思議なことにしばらく走ると痛みがある程度収まったため、なんとかペースを落とすことなく走ることができました。

足は確かに痛かったのですが「一度歩いたら、走り出すまでに時間がかかってしまう。」と自分に言い聞かせ、なんとしても走り続けようと思いました。

そして、しばらく走ると、湖の対岸を走るランナーの姿が見えてきました。

この対岸がこのマラソンのクライマックスの「ワッカ原生花園」です。

ここを目指し、一歩一歩確実に足を進めていきました。

いよいよレースも佳境です。

<その4につづく>


第23回サロマ湖マラソンを終えて (その2)

2008-06-25 21:45:00 | main

6月22日(日)

朝5時に湧別町総合体育館をスタートしました。

もうここに戻ってくることはありません。

100km先のゴールを目指すだけです。

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湧別町内を1周し、はじめにめざすのは竜宮台です。

竜宮台はサロマ湖の西側の半島の先端です。

しばらくは畑の中の直線道路をひたすら走り、10km地点付近でやっとサロマ湖が見えてきました。

左手に防風林、右手にサロマ湖を眺めつつ、ひたすら走り、17km付近の竜宮台の折り返し点に到着です。

通過時間が1時間45分くらいで、まだまだ足は元気です。

その後、20km、30kmを軽快なペースで通過し、いよいよサロマ湖畔の国道に突入です。

しばらく走り、あっという間に42.195kmを通過。タイムは4時間20分ほど。

右の足首に若干の違和感が出始めましたが、走るのにはまったく問題はありませんでした。

自分でも驚くくらいに体が軽かったです。

次は55km地点のレストステーションを目標に6分/kmのペースを維持し、ただひたすらに前を目指します。

そしてあっという間にレストステーションに到着。

スタート地点で預けておいた荷物を受け取り、服と皮膚の摩擦防止クリームとサロメチールを塗り、スポーツドリンクや果物を口にしました。

あまり長い間休憩をしていると足が動かなくなるので、5分程度休憩をして、早々に再スタートしました。

足は若干疲労が溜まり始めていましたが、まだまだ問題ありません。

気がつけば、レースも残り45kmです。

<その3へつづく>


第23回サロマ湖マラソンを終えて

2008-06-25 20:34:38 | main

先週日曜日の6月22日にサロマ湖ウルトラマラソンに参加してきました。

100kmという未知の距離でしたが何とか10時間16分で完走することができました。

ということで、サロマ湖マラソン遠征を振り返ってみようと思います。

 

6月20日(金)

金曜日の夜、高松港発のジャンボフェリーで神戸港へ向かいました。

 

6月21日(土)

早朝に神戸に到着し、神戸空港から新千歳空港行きの飛行機に搭乗。

千歳空港で女満別空港行きの飛行機に乗り換えました。

女満別空港からは旅行会社が手配してくれたマラソン参加者用のバスに乗り、受付会場まで1時間30分ほどドライブ。

受付会場ではいろいろなテントが出ていましたが、バスの都合で30分位しか滞在できず、残念ながらゆっくりと見て回ることはできませんでした。

ちなみに、地元の漁協が振舞ってくれる名物のホタテは私が到着したのと同じくらいになくなってしまったようです。(たぶん3時30分くらい)

受付後はふたたびバスに乗り、宿泊先の北見市常呂町の「佐藤旅館」へ。

この「佐藤旅館」は中国電力やエスビー食品の陸上選手が合宿の宿舎にしている、結構有名な旅館なようです。

夕食ではカニや刺身など魚介類が出て、ボリュームは満点でした。

翌日のレースに備えて、この日は19時過ぎに就寝しました。

 

6月22日(日)

朝は1時45分にたたき起こされました。

スタミナ勝負の長丁場になるので、朝から茶碗3杯のご飯を食べて準備は万端です。

スタート地点行きのバスに3時に乗り、4時頃にスタート地点に到着しました。

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午前5時のスタートに向けて、会場のテンションも徐々に上がっていきます。

スタート直前には、昨年の大会で100kmを完走し、今年も100kmに挑戦する太平サブロー氏の挨拶もあり、ランナーたちのテンションも最高潮です。

そして、午前5時についにスタート。

いよいよ人生初のウルトラマラソンのスタートです。

<つづく>


いよいよ初ウルトラマラソン。

2008-06-20 22:28:55 | main

もうすぐサロマ湖ウルトラマラソンへ向けて、自宅を出発します。

人生初のウルトラマラソンは我が愛する北海道の大地が舞台です。

100kmという距離にたいして不安はありますが、精一杯がんばろうと思います。

目標は11~12時間です。

無事に完走して、ラーメン、ジンギスカン、新鮮な魚介類などの北の味覚を心置きなく楽しみたいものです。