今日、午前中神戸市役所にて第27回環境保全審議会が開催された。
私も民主党会派を代表して、審議会委員として出席した。
(議事要旨は以下のとおり。)
今日の主な議題は、「神戸市一般廃棄物処理基本計画の改定について」の中間とりまとめについて、審議をさせていただいた。
「循環型都市の創造を目指して」と題して、昨年の10月から審議会委員とは、別に、学識経験者・事業者代表・市民代表の13名からなる専門部会を結成して議論を重ねてこられた結果を中間とりまとめとして審議会に上程され審議をしたものです。
神戸市一般廃棄物処理基本計画について、第一章・計画改定の背景、第一節「ごみをめぐる社会の潮流」というくくりで、全国のごみの動向、ごみをめぐる最近の情勢、市民・事業者の意識や役割について、行政の役割について、また、神戸市のごみの現状・ごみの量・質について数値を交えて報告があった。
ごみの量について、神戸市民一人一日あたりのごみ排出量は、政令指定都市の中でも、高い水準にある。と報告があった。
数値を見ると大阪市についで、2番目に高い(事業系・家庭系の合計数値)家庭系だけを見ると983グラムと一番排出量の多いのが神戸市であった。
なぜはっきりとごみの排出量が多い街と言わないのか、首をひねった。
今後の方向について、わかりやすく共通認識が持てる「基本理念」の設定⇒(案)「おしゃれな循環型都市”こうべ”の創造」ということを基本理念にして進めていく事が提案された。
減量目標の考え方や施策の4つの基本方針(1.循環型都市、2.発生抑制・再使用の推進、3.循環的利用の推進、4.環境負荷低減を考慮した安心・安全な適正処理の推進)が説明された。
最後に計画の着実な推進に向けてと題して、まとめがのべられた。この中間とりまとめを公表し、市民事業者の意見を募集し、その市民意見についても当局から説明があった。
市民意見についても的確な的を得た御意見が多かった。
(ご意見については、審議会議事録で報告させていただきますので、今日は割愛させていただきます。)
その後、この中間とりまとめについての意見交換がなされた。市民代表の方からは、環境教育について、もっと力を入れていくべきとの御意見や大学の先生からは、この取りまとめ案には、主語がない⇒だれが主体的に進め、だれが責任を取るのか、そこのところが、明記されていないとの指摘もあった。
私も発言の機会をいただいて、「この取りまとめ(案)には、コストの意識がまったく欠落している。
ごみが多くても横浜市よりごみを処理する費用が少なくすんでいるなら神戸市民は、何も申しません。
しかし、一方で福祉施策の凍結やカットが加えられている中で、ごみがたくさん出されて、他都市より、ごみ処理費用がかさんでいるのであれば問題でないか。
コスト意識の観点からの視点が抜け落ちている。」と指摘をさせていただいた。
専門部会長からは、「時間がなかった膨大な資料のチェックが必要だ。他都市との比較も必要。
御指摘のとおり」とあっさりと認められたので、それ以上の言葉がでなったが、コスト意識の欠落した取りまとめ案では、市民の皆さんの了解を取り付けるには無理があるのではないか。
そのほか、京都議定書に関する神戸市の対応についてもはっきりとさせるべきでとの意見も出されていた。
今後、この審議会の意見も踏まえ、専門部会長、審議会長で協議をし、矢田市長に「答申」を行なう事となっています。今日のところは、この程度の報告とさせていただき、提案資料や審議の中身の詳細については、おって、#27環境保全審議会議事録等で、御報告をさせていただきたいと思います。
私も民主党会派を代表して、審議会委員として出席した。
(議事要旨は以下のとおり。)
今日の主な議題は、「神戸市一般廃棄物処理基本計画の改定について」の中間とりまとめについて、審議をさせていただいた。
「循環型都市の創造を目指して」と題して、昨年の10月から審議会委員とは、別に、学識経験者・事業者代表・市民代表の13名からなる専門部会を結成して議論を重ねてこられた結果を中間とりまとめとして審議会に上程され審議をしたものです。
神戸市一般廃棄物処理基本計画について、第一章・計画改定の背景、第一節「ごみをめぐる社会の潮流」というくくりで、全国のごみの動向、ごみをめぐる最近の情勢、市民・事業者の意識や役割について、行政の役割について、また、神戸市のごみの現状・ごみの量・質について数値を交えて報告があった。
ごみの量について、神戸市民一人一日あたりのごみ排出量は、政令指定都市の中でも、高い水準にある。と報告があった。
数値を見ると大阪市についで、2番目に高い(事業系・家庭系の合計数値)家庭系だけを見ると983グラムと一番排出量の多いのが神戸市であった。
なぜはっきりとごみの排出量が多い街と言わないのか、首をひねった。
今後の方向について、わかりやすく共通認識が持てる「基本理念」の設定⇒(案)「おしゃれな循環型都市”こうべ”の創造」ということを基本理念にして進めていく事が提案された。
減量目標の考え方や施策の4つの基本方針(1.循環型都市、2.発生抑制・再使用の推進、3.循環的利用の推進、4.環境負荷低減を考慮した安心・安全な適正処理の推進)が説明された。
最後に計画の着実な推進に向けてと題して、まとめがのべられた。この中間とりまとめを公表し、市民事業者の意見を募集し、その市民意見についても当局から説明があった。
市民意見についても的確な的を得た御意見が多かった。
(ご意見については、審議会議事録で報告させていただきますので、今日は割愛させていただきます。)
その後、この中間とりまとめについての意見交換がなされた。市民代表の方からは、環境教育について、もっと力を入れていくべきとの御意見や大学の先生からは、この取りまとめ案には、主語がない⇒だれが主体的に進め、だれが責任を取るのか、そこのところが、明記されていないとの指摘もあった。
私も発言の機会をいただいて、「この取りまとめ(案)には、コストの意識がまったく欠落している。
ごみが多くても横浜市よりごみを処理する費用が少なくすんでいるなら神戸市民は、何も申しません。
しかし、一方で福祉施策の凍結やカットが加えられている中で、ごみがたくさん出されて、他都市より、ごみ処理費用がかさんでいるのであれば問題でないか。
コスト意識の観点からの視点が抜け落ちている。」と指摘をさせていただいた。
専門部会長からは、「時間がなかった膨大な資料のチェックが必要だ。他都市との比較も必要。
御指摘のとおり」とあっさりと認められたので、それ以上の言葉がでなったが、コスト意識の欠落した取りまとめ案では、市民の皆さんの了解を取り付けるには無理があるのではないか。
そのほか、京都議定書に関する神戸市の対応についてもはっきりとさせるべきでとの意見も出されていた。
今後、この審議会の意見も踏まえ、専門部会長、審議会長で協議をし、矢田市長に「答申」を行なう事となっています。今日のところは、この程度の報告とさせていただき、提案資料や審議の中身の詳細については、おって、#27環境保全審議会議事録等で、御報告をさせていただきたいと思います。