被災地支援コンサートフィナーレの第100回は、僕の故郷長野県上田市で行われました。会場は僕が高校時代吹奏楽の演奏でステージに立っていた上田市市民会館。1300の席は満席、大盛況のうちに幕を下ろすことが出来ました。チケットは一ヶ月前にソールドアウト。実行員の皆さんは、「鳴り続ける電話に対しお断りするのが本当に辛かった」と言ってくださいました。ステージはNHK交響楽団首席コントラバス奏者の吉田秀さんも加わった豪華なステージ。また地元上田市出身で「震災ヴァイオリン」を奏でるヴァイオリンニストの中澤きみ子さんも友情出演してくださいました。そして何と言っても圧巻だったのは、総勢250名による「コカリナのための交響詩ふるさと全3楽章」の大合奏。小学校3年生から制服姿の中学生、そして80才までのコカリナ愛好家の皆さんが、長野県各地、栃木県や、首都圏からも参加してくださり、素晴らしい演奏を披露してくださいました。 アンコールは実行委員会の皆さんからの強いリクエストで、僕が35年ほど前に上田市の山太郎山をテーマにし、故郷に生きる人々のために創った「おーい雲よ」。
Ö おーい雲よ どこへ行くんだい太郎山の向こうまで 私はここにいる
このリフレインを、被災地石巻から来てくださった菊池先生にステージに登場していただき「Ö おーい雲よ どこへ行くんだい日和山の向こうまで 私はここにいる」と会場と歌いました。日和山は石巻の中心にあり、津波の時多くの石巻市民を救った山です。
会場は涙にあふれながら、まだ復興がままならない被災地支援の思いをひとつにし、約2年10ヶ月に渡り続いてきた「東日本大震災被災地支援 コカリナとうたでつむぐコンサート」の幕がおりました。このコンサートを主催してくださった全国の100カ所の皆さん、参加してくださった約4万人の皆さん、本当にありがとうございました。
このコンサートは終了しますが、被災地支援及び、陸前高田の奇跡の一本松を奏でながらの被災地支援コンサートはこれからも続けていきますので皆さんの町で是非ご企画下さい。
以下は翌日の信濃毎日新聞
Ö おーい雲よ どこへ行くんだい太郎山の向こうまで 私はここにいる
このリフレインを、被災地石巻から来てくださった菊池先生にステージに登場していただき「Ö おーい雲よ どこへ行くんだい日和山の向こうまで 私はここにいる」と会場と歌いました。日和山は石巻の中心にあり、津波の時多くの石巻市民を救った山です。
会場は涙にあふれながら、まだ復興がままならない被災地支援の思いをひとつにし、約2年10ヶ月に渡り続いてきた「東日本大震災被災地支援 コカリナとうたでつむぐコンサート」の幕がおりました。このコンサートを主催してくださった全国の100カ所の皆さん、参加してくださった約4万人の皆さん、本当にありがとうございました。
このコンサートは終了しますが、被災地支援及び、陸前高田の奇跡の一本松を奏でながらの被災地支援コンサートはこれからも続けていきますので皆さんの町で是非ご企画下さい。
以下は翌日の信濃毎日新聞