黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

美智子皇后様傘寿記念DVDにコカリナコンサート

2014-11-07 10:26:27 | 情報
宮内庁が先日傘寿を迎えられた美智子皇后様のDVD「皇后陛下 傘寿をお迎えになって」を作製しました。
その中に昨年末に東京日経ホールで行った「奇跡の一本松コカリナコンサート」がほんの一コマですが登場します。
買い求めることも出来ますが、「政府インターネットテレビ」でも観ることができます。コカリナの登場は最初から20分ぐらいの所です。
 政府インターネットテレビ
  映像がウマクでない方は、動いている青い小さな四角いポイントをクリックすると出る場合があります。

以下は11月4日付朝日新聞

ウィーン楽友協会公演         11月21日

2014-10-29 11:06:10 | 情報
ウィーン楽友協会コンサートまで一ヶ月を切り、練習も佳境に入ってきました。3回目になる今回は各地のコカリナ愛好家で結成された80名のアンサンブルに、早稲田大学OB合唱団も加わってくださり約100名でステージを作ります。
プログラムは
祝い(黒坂黒太郎)、賽馬(中国の曲)、奇跡の一本松コカリナで「海原」、王宮の花火より「歓喜」(ヘンデル)トリッチ・トラッチ・ポルカ(J,シュトラウス2世)、富士の山(日本の歌) アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツアルト)、ハレルヤコーラス(ヘンデル)、一本の樹、五木の子守歌、芭蕉布、荒城の月、斎太郎節、鳥の歌、ひばり(ルーマニア)ユー・レイズ・ミー・アップなどなど 約2時間のステージ
 ヨーロッパにお住まいの方、旅行をされる方、是非お出かけ下さい。世界一の響きを持つホールでのコンサートです。 楽友協会のホームページにも告知されています。
一行は、その後スペインに飛び、パブロカザルスの家があるエルベンドレルにあるカザルス・ホールでコンサートを行います。
写真は前回の楽友協会コンサート


ウィーン楽友協会のホームページはココをクリック


中越地震から10周年

2014-10-23 11:24:54 | 情報
今日、10月23日は新潟中越地震から10周年です。先日、10月19日(日)10周年を記念するコカリナコンサートが長岡市の新潟県立歴史博物館ホールで行われました。この博物館では震災後1周年、2周年と2年続けて支援のコカリナコンサートが行われています。8年ぶりのスタッフの皆さんとの再会。また、仮設住宅にラジカセとCDをプレゼントする支援活動を一緒に行った新潟市内や燕市の皆さんもご来場下さり、当時を懐かしく思い出しながらのコンサートになりました。ひとつ残念だったことは、この場に山古志の星野勇さんがいらっしゃらなかったことです。星野勇さんは、山古志の材木屋さんで、地震直後から私たちと被災地を繋いでくださった方です。昨年、病魔におかされ他界されてしまいました。星野さんは、震災後、まだ山古志が関係者以外立ち入り禁止だった頃、「あなた達は親戚みたいなモノだから」と私と周美を村に案内してくださり、山古志小学校の倒れた木をコカリナにするために先頭に立ってくださいました。それにより、長岡市に避難していた山古志小学校の子ども達全員に学校の木でできたコカリナをプレゼントすることができました。その後、「ありがとう」の歌づくり、CD製作へとつながり、さらに、それは東日本大震災支援活動にと発展していきました。あの中越への支援活動のモデルがあったらこそ、東北コカリナ支援が迅速に行われた、と言っても良いと思います。
星野勇さんがここにいて「奇跡の一本松」のコカリナの音を聴いてくださったら、どんなに喜んでくださっただろうと思うと残念でなりませんでした。でもきっと山古志の空から、あの笑顔で聴いていて下さったと思います。今回、山古志も訪れました。美しい棚田も復活。錦鯉が意気揚々と泳いでいました。あの時「廃村か?」とまで言われた被災地の村が復活。その姿に喜びがこみ上げました。
 山古志小学校の前庭には、星野さんが中心になり建ててくださった「ありがとう」の歌碑が光り輝いていました。いつか山古志を訪れてみてください。