東日本大震災震災発生1ヶ月後、「ともかく被災地のために何かしなければ」と始まった「コカリナとうたでつむぐコンサート」は現在97回まで回を重ね、1月の埼玉、2月8日の栃木、そして2月23日黒坂の故郷である上田市で100回も迎えそれをフィナーレとします。このコンサートは全国津津浦々、小さな集会場から大ホールまで場所を選ぶことなく展開、ようやく100回に到達することができました。よく、「大変なことをされていますね」とか「お疲れでしょ?」とか言われることがあるのですが、このコンサートに限っては、そんなことは微塵も感じることなく進めて来る事ができました。それはやはり主催者やお客さんの「被災地のために少しでも役立ちたい」という熱い思いがコンサートの中に流れていたからだと思うのです。40年間コンサートをやり続けてきて、こんな熱い思いに支えられてまとまったコンサートを作れたのは初めてのことのように思います。今、100回を迎えるにあたって一言感想を、と問われたら迷わず言えます。月並みな言い方ですが「人間ってやっぱり素晴らしい」と。そして、そこに付け加えたいのです「政治はどうあれ、人々の心は確実に進化している」と。被災地はまだまだ、復興が進んでいません。このコンサートが終了後は、「奇跡の一本松コカリナ」を奏でながら、支援コンサートを続けたいと思います。
2月23日、極寒の信州ですが、春のようなコンサートになると思われます。是非、お出かけ下さい。
2月23日、極寒の信州ですが、春のようなコンサートになると思われます。是非、お出かけ下さい。
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