新緑の信州、長野県佐久市にある商工会議所の女性部の皆さんによって平日の昼間、被災地支援コンサートがもたれました。会場は佐久ホテル、このホテルのパンフレットには「創業生長元年」とある。「生長元年っていつだ?」と調べると、なんと1428年 。室町時代です。ロビーには歴史的な「宝物」が陳列され、お客さんを迎えてくれます。その由緒あるホテルの会議室でコンサートは行われました。商工会議所の女性部ですから、お客さんの殆どは女性。被災地のために創り上げた歌「涙と希望の村」には沢山の方が涙ぐんでくれました。この曲は僕が、アイルランドの移民の歌「涙と希望の島」を、作者ブランデン・グラハム氏の了解を得て、日本語の詞に変えさせてもらったモノです。女性達の被災地に寄せる優しいまなざしに包まれて素敵な空間が誕生しました。そして、せっかくローカル鉄道小海線が走っている佐久市でコンサートをさせていただきましたので、矢口周美が歌い続けている「小海線、私を乗せて」も演奏しました。10年近く、毎週土曜日の夕方、信越放送ラジオで流されているせいか皆さんご存じだったのですが、それを僕が創り、矢口が歌っているものと初めて知り、とてもビックリされていました。でも、大変喜んでくださり今度小海線の列車の中で流すよう、商工会議所として働きかけます、と言ってくださいました。
佐久ホテル
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