逆境の絵師 久隅守景展 2015-10-28 14:06:58 | 一期一絵 副題は「親しきものへのまなざし」 久隅守景(くすみもりかげ)は江戸初期に活躍した絵師。狩野派の棟梁の狩野探幽の弟子だったそうです。 弟子の中でも選りすぐりの4人は四天王と呼ばれ、さらにその中でも筆頭と言われた実力者。師匠探幽の姪と結婚し、狩野家一門の身内となり絵師としての栄達の階段を順調に上って行ったのですが、人生の後半生は事情により師匠のもとを去ったそうです。 絵師としての前半が華々しかったこ . . . 本文を読む