あけましておめでとうございます
真中に紅い衣装の必勝孔明P,そして神様となってみんなから慕われている関羽Pさま。さらに関羽Pラブな曹操Pです♪
昨年は見てきたことをここに書くのが追い付かず、書いてないことが多かったです。
その中で二つちょっと書きます。
4月に歌舞伎を観劇しました、
その中の演目「河庄」では、主人公の紙屋治兵衛の未練がましいしつこい態度、相手の事情も知ろうとせず感情的になって平気で馴染みの妓女紀の国屋小春を殴る身勝手さに「なんちゅうヤツじゃ」と思いました。劇の帰りに若い女性の二人連れが「あの治兵衛はしょうもないね。今じゃモテないよ」としゃべり合っていたので、おんなじことを感じたのだと思います。
その後、どうしても腑に落ちなくて「河庄」を含んだ物語「心中天網島」を調べてみたら、小春はもとは風呂屋女で美貌で傾城まで出世したけど、その下級遊女の頃から治兵衛は一人の女性として愛してくれた唯一の男だったのですねえ。あのしつこい未練がましさやちょっとみっともないくらいの感情的な態度は、それだけ小春に対して本気で誠実だったんだという事を知らせる演出だったんだということがわかってきました。
それから、ぐうたらな治兵衛のしっかりものの妻おさんと小春がお互いを尊重し合ってることも新鮮でした。ここでドロドロの女の闘いになったら、昼メロの世界になってしまうけど、女性二人の佇まいの美しさがこの演目に凛とした美しさと香気をもたせているように感じました。そして小春を演じた中村芝雀さんがほんっとに可憐で綺麗でした。三味線のすすり泣くような音色もいいなあ。。
また改めて鑑賞したいと思った劇でした☆
それから「口上」という演目は四代目中村鴈次郎襲名披露のため25年ぶりに出された演目で、とにかく華やかでおめでたい空気に溢れてました。花道を二つ作ってその両方に役者が揃いの華やかな姿で並び口上を順番に寿ぐのですが、三階席で座ってた私からは殆ど見えなかったのが残念です。
そんなわけで座席の値段がリーズナブルな三階席で鑑賞してたのですが、隣に座る老夫婦が休み時間に奥様お手製と見られるお稲荷さんを食べられていて、それがとってもおいしそうでした♪
9月には母と京都に伯母の通夜と葬儀に行きました。私の父も母も京都の人なので親戚はみな京都近辺に住んでます。私の実家だけ関東に住んだので、小さい頃はそれでも夏休みとかに京都に行って親戚の交流がありましたが、ある程度の年齢になると京都には行かなくなり、もうずいぶんと親戚に会ってませんでした。実に40年ぶり、もしくは45年ぶり。
40年ぶりに会った叔父は私をとても懐かしがってくれました。そして今回会えると聞いたんでと写真を一枚渡してくれました。それは亡き祖母が小さな私を抱っこしている写真です。祖母はそのころ60代始めなんですが、昔の人は早く年をとってしまってたんだろうね、とても老けてました。それだけ苦労が多かったのでしょう。その祖母の懐かしい顏をじっと見てたらふと気づいたのです。私の顏と似てる。いえ、私が祖母と似てるんです。・・・という事はこういうお顔になっていくんですねえ。過去の写真を見て、未来の私に逢ってしまいました。
他にも鑑賞したけど感想を書いてない美術展、映画があります。いつか別のご縁で改めて書く機会がある事を願っておきます。
ますます体調のポンコツ具合がすすんでるので、無理をせずゆっくりと書いてゆきたいと思ってます。
本年もよろしくお願いします
両家の親が勝手に決めた結婚だったので、治兵衛はおさんを愛していなかった
うーむ、心から愛した女性は一人だけという事なんですねえ。そしてその二人が夫婦になれなかった悲劇。
・・・でも、おさんは本当にできた女房ですよね。しょうもない夫のかわりに傾いた店の経営を何とかしようと頑張るし、そんな苦しい経営の中でも小春を見受けしてあげようとまで考えてくれる。
おさんには治兵衛に対する愛情があって、少しはおさんの深い思いをくみ取ってあげなきゃだめだよう~治兵衛のヤツ
わかっちゃいるけどでもこの愛慕は止まらない。気持ちは純粋ではあるけど、周りの善良な人を不幸にしている。そして治兵衛も小春もおさんの優しさを知っているから変則的な心中をせずにはいられない。
この後味の悪さは、ある意味人間観察の鋭い近松門左衛門の真骨頂なのでしょうね~
文楽は私のもう一人の祖母が大好きでした。私はまだ見てないのですが、いつか必ず見たい!と思ってます
年賀状をお褒めいただきありがとうございます
今年はレスリーが還暦になるので、年末ぎりぎりでしたが何とか鉛筆でレスリーの絵を描いて、スキャンして色を付けました。
還暦になってもきっと色っぽかったでしょうねえ
私こそ、いつも楽しい萌え話が出来て楽しいです今年もよろしくお願いします。
今年お会いできることを楽しみにしてます♪
「葉問3」はかなり評判が良いようですし、日本人は悪役ではないし必ず上映されるものと期待してます
そしてタム様の悪役を見てみたいです。悪っぽくほほえんだ色っぽさを大画面で堪能してみたいです♪
そして体調は正直言って問題が多くなってしまっているのですが、お互い出来る範囲で動いて楽しみたいですね。
やはり私こそ今年もよろしくお願いします
あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします。
ド妖艶な春風・グォロンさん年賀状をありがとうございました
だったので、治兵衛はおさんを愛していなかった…と何かの本で読みました。
治兵衛が本当に恋して好きだったのは小春だったのネ・・・。
心中の時の治兵衛は小春を刺殺した後、女房おさんに悪いと思ったのか、
少し離れた場所で首をくくって死んだ。
何だか後味があまり良くなくって「心中天網島」好きじゃないですワ。
でも文楽か歌舞伎観たいな~♪
(その為にも、葉問3の日本公開を初詣で祈ってきました)
私も日々体調との戦いですが(笑)お互い無理をしないで
好きな事を楽しみつつ、萌えに元気をもらって頑張りましょう
それでは...こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いします
新年曹操、いや早々コメントをありがとうございます♪
私こそ今年もよろしくお願いします
私は親戚との縁が薄かったのでそんなにたくさんあってないのですが、今思うともっと祖母と色々お話したかったし、もっと良くしてあげたかったなと思ってます。祖母は優しく控えめで穏やかな人でした。性格はちょっと違うけど(汗)、目鼻立ちが似ているみたいで隔世遺伝の様です。うん!P子さんももしかしたらおばあさまと似てられるかも
P子さんもいろいろ検査を受けたり病院に通ってましたもんね。お互い体第一。そして萌えも常備薬で楽しんでいきたいですね
>過去の写真を見て、未来の私に逢ってしまいました。
あ~、元日から深いお言葉いただきました!
未来のアタシ、すでに実母の享年を超えたので、
おばあちゃんのお顔を思い出せばいいわけですね~。
ホントに、アタシもポンコツな身体です^^;
お互い、少しでも長く元気でいられるようにつとめましょうね(笑)
今年も仲良くしてくださいね(^_-)-☆