吹くからに秋の草木のしおるれば むべ山風を嵐といふらむ
夕べの台風はすごかったですね。
家の中でも風がピーッとかヒューッとか高い音で鳴るのが聞こえました。
強い風は壁を打ち、窓を叩き、植物にダメージをあたえます。
我が家のゴーヤちゃんもやはり大きなダメージを受けました。
葉の葉脈が潰されてます。このまま枯れていくでしょう。
でも実は無事でした♪
でかしたぞ!どんなに風に翻弄されても実をあの細い茎でしっかりつかんでい続けた☆
葉のダメージを考えるとこれ以上実を大きくするのは無理なので、今朝収穫しました。
ゴーヤちゃんはあともう少し余生をのんびりさせます。
自然の猛威のまえには人も植物も無力なのはもう随分しらされていて・・・
でもなお希望の小さな実を残せるのが生き物のしぶとさですね。
ゴーヤの実がなんだか幼稚園生みたいで可愛いのだ♪
そして、冒頭はなんとぴったりの百人一首!古今集の句でしょうか? 「あらし」は「嵐」と「荒らし」の掛け言葉だったように記憶しています。
いよいよ秋と思いきや、今日は夏に逆戻り。でも、明日からはきっと徐々に秋への階段を一歩一歩登っていくことでしょう。いえ、降りて行くイメージかしら?
今日から10月!
これから秋の話題を楽しみにしています。
これまでゴーヤちゃんの応援をありがとうございました
夕べまたチャンプルーにしておかずの一つにしました。
まだちょっと実が固かったのですが美味しかったですよ。
好き嫌いの多い末っ子もさすがにきちんと食べてくれました。
町の片隅のベランダで生育したなんてことない一本の植物ですが、蔓が伸びて葉が増えれば喜び、花が咲いては喜び、実が成っては喜んだ日々を楽しみました。
和歌は記憶のまま書きましたが、仮名が間違えてるかも
嵐の中でまず思いついた句です。
「あらし」が「嵐」と「荒らし」の意味の掛け言葉なのは初耳でした。
勉強になりました