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特別展 ポンペイ

2022-03-19 08:45:02 | 一期一絵

ポンペイの遺跡は、小学生だったころに家にあった本に載っていた写真を見て知りました。あの頃、子供用のギリシャ神話の本も読んで、神話で活躍する神様たちが、ポンペイの壁画に描かれている人物とそっくりで、神話の世界とポンペイが同じに思えて、その街が噴火によって一瞬で埋まり、そのままの形で今に現れていることがとても不思議で心惹かれました。

大人になって、美術館に通うようになりましたが、ポンペイ展が開催されると見に行ってました。それはお風呂や料理などの器具や食器などの生活用品と彫像などが主で、興味深く鑑賞してましたが、6年前、「世界遺産 ポンペイの壁画展」で初めて本物の壁画を鑑賞できた時はとても感激しました。

今回は生活用品と彫像と壁画、更に初めて見るモザイク画も鑑賞できる総合的な展示と知り、とても気持ちが駆り立てられました。

ただ、開催したころにコロナの感染者数が急増してしまい、はやる気持ちを持ちながら都会の美術館に向かうのをためらってましたが、意を決して実行。

 

いざ、遺跡と神話の街へ・・・

作品の殆どはナポリ国立考古学博物館から来てるそうです。

今回の展覧会は写真撮影可能でしたので、スマホで写した写真を中心に載せます。

 

先ずは壁に描かれたフレスコ画を

 

《パックス(ディオニソス)とヴェスヴィオ火山》62~79年

噴火前のヴェスヴィオ火山はこんな先のとがった高い山だったようです。そばにいるのは体にブドウの房をまとったポンペイの守護神パックス(ディオニソス)。陽のあたる山の斜面にはぶどう棚が描かれています。ヘビや鳥、草の綱などきっといろいろな意味を持っているのでしょう。いずれにしろヴェスヴィオ火山はポンペイや周辺の街に恵みを与える存在でもあり、守護神と共に誇らしげに描かれてます。

この絵と並んでポンペイの街の年表が掛かってました。それによると、ポンペイは紀元前7世紀に都市が建設されたギリシャ人とエトルリア人の街だったそうです。そして紀元前5世紀にイタリア系のサムニウム人が支配し、そののちローマ人との戦争の末紀元前290年にローマの同盟国となったそうです。

紀元後62年に大地震が起こり、そして、79年にポンペイの大噴火が起きて埋没します。

ポンペイの人々はギリシャ文化を大切にしていたそうですが、自分たちのルーツを意識していたのでしょうね。

 

《フォルムの日常風景》62~79年

フォルムとは街の中心地の広場だそうで、そこでは金物や織物などいろいろな露天商がいて街の人々は買い物を楽しんだようです。絵から人々のざわめきが聞こえてきそう。

 

《ウェヌス》50~79年

ポンペイのもう一人の守護神ウェヌス(ヴィーナス)。水色の背景に赤い布を腰に巻き、透ける薄い生地をまとった愛と美の女神ウェヌスの絵。ポンペイの街も美しい街だったのでしょうね。実はこの絵は6年前にもお会いしています。再び会えてうれしいです。

 

《三美神》前15~後50年

三人の女神が体をしならせて前姿と後ろ姿の美しさを魅せるこのポーズは、女性美の究極のポーズの一つ。後の時代にポッティチェッリやラファエロやルーベンスの作品に描かれてます。が、彼らが生きた時代はまだポンペイは発見されてないから、ギリシャ時代から続く「三美神」の定番のポーズなのでしょう。上に載せたウェヌスの絵といい、ほっそりとした女性が当時の美の基準だったのかな。

 

《イシス神官とハルポクラテス》62~79年

ポンペイが栄えていた頃、エジプト王はギリシャ系のプトレマイオス朝。地理的にもエジプトは近く交易もあっただろうし信仰する人もいたのでしょうね。ギリシャローマ風の神殿にやはり西洋人のようなエジプトの神様。ハルポクラテスはイシス神の子ホルスの幼少名だそうです。

 

 

《書字板と尖筆を持つ女性(通称「サッフォー」)》50~79年

この絵は歴史の教科書にも載っていたとても有名な絵なので、この作品も日本に来てくれたのかと驚き、お会いできて感激でした。知的で美しい女性の姿は女性詩人サッフォーと呼ばれるのにふさわしい。サッフォー自身は紀元前6世紀ごろの女性だそうです。ポンペイの富裕層でおしゃれ好きの女性はこんな風に髪の毛をカールしてネットでまとめてたのかな?

 

《パン屋の店先》50~79年

丸く平べったくて切り目の入ったパンは住民の主食だったそうです。当時一般家庭には台所がなく、店や屋台で食べ物を調達するか、部屋で簡単に作れるものを食べてたそうです。そうすれば簡単に家が出来てすぐ住めますね。この絵はパン屋さんがパンを売っているとも見れるし、街の有力者が選挙活動でパンを民衆にサービスしているシーンとも見れるそうです。今なら公職選挙法にふれちゃいます💦

そして、その絵に描かれた本物のパンが展示されてました。そのままの形で2000年残っているとは驚きです。勿論噴火で真っ黒に炭化されてましたが。調理道具もいろいろ展示されてましたが、かなり本格的で凝った料理を作ってたようです。。

 

次にモザイク作品を載せます。

モザイク作品は今回初めて鑑賞しましたが、モザイクの一つ一つがかなり細かく(1~3ミリくらい)、それがぎっしりはめ込まれていて、その精巧さに驚きました。

 

《辻音楽師》前1世紀

仮面をかぶった音楽師が街かどで演奏しています。そんなに大きな作品ではないのですが、陰影も見事な美しい作品です。

 

《哲学者たち》前1世紀

こんな風に街の有力者は日がな議論をしていたのでしょうか。労働は奴隷がしていたのかな。枠に施された花綱や仮面の装飾が見事です。

 

《猛犬注意》1世紀

猛犬注意のモザイクはポンペイの有力者の屋敷「ファウヌスの家」の玄関の床にあったそうです。ドーベルマンみたいな姿をしてます。

この黒いワンちゃんはぬいぐるみになって展覧会ショップで売ってました。

 

 

こちらは作品ではなくカーペット状のものに原寸大印刷された「イッソスの戦い」のレプリカが「ファウヌスの家」を再現した床に敷かれてました。本来は床の装飾だったとは、なんて贅沢な。アレクサンドロス王と言えばまずこのモザイク画を思い起こすほどの有名な作品が、ポンペイから出土したものだとは初めて知りました。この大画面をぎっしりモザイクで見事に作っている技術と手間に驚きます。この家の主は相当なお金持ちで大きな権力を持っていたのでしょう。アレクサンドロス大王が生きていた時代は紀元前356~323年だそうだから過去の英雄譚として作らせたようです。日本で言えば戦国武将のような存在なのかな?。本物は現在修理中だそうです。

 

  

  

《ナイル川風景》前2世紀末

同じ「ファウヌスの家」からナイル川の動物をモザイクで表した作品。長くてカメラに入りきれなくて二つに分けて載せます。

エジプトはポンペイ人にとってエキゾティックな場所だったのかな

 

《ネコとカモ》前1世紀

こちらも「ファウヌスの家」から。迫真に迫ったこの作品もモザイクでできてます。微妙な色違いのモザイクをどれだけ用意して作ったのでしょう。職人の技術の凄みを感じます。

 

《テーブル天板(メメント・モリ)》前1世紀

こちらは、違う場所から出土した小さな作品です。車輪に乗っている頭蓋骨は天秤から吊り下げられていて不安定で、両側に富める人の持ち物と貧しい人の持ち物がぶら下がってます。

この時代にはもう「メメント・モリ(死を忘れるなかれ)」の思想があったのか・・・

死は恵まれた人にも貧しい人にも等しく訪れる、それは恵まれた人には恐怖ですが、恵まれなかった人には平等という事が一つの救いになるのかもしれません。もしくは死しか両者を平等にするものはないとも言え、そうなるとかなり厳しい意味になってしまいます。いろんな解釈を感じられる作品です。

 

次に彫刻作品を載せます

 

《槍を持つ人》ポリュクレイトス作品の摸刻 前1~後1世紀

大理石によるギリシャの彫刻家ポリュクレイトスの模刻。オリジナルはブロンズ像だそうで原作をかなり忠実に再現しているそうです。

均整の取れた体を持つ青年。なんといっても後ろ姿が印象的でお尻がプリッとしています。このお尻は男性美の基準だったのか、他のどの男性彫刻もお尻がプリッとしてました。足腰に筋肉がしっかりついて運動能力の高いお尻。

 

《擬アルカイック様式のアポロ》前1世紀後半

この彫像は、体はギリシャ彫刻のクラッシック期以降の片足に重心をおいた少し動きのある立体的で自然な姿で、顔だって彫りが深く立体的なのに、なぜか髪型とニッと口角を上げて笑っている表情だけが紀元前6世紀頃のアルカイック彫刻のようで不思議で印象的でした。ポンペイ人のギリシャ文化への憧れがこの不思議なアポロン像を造らせたのかな?。アポロンの左手には竪琴を持っていたそうですが、地中に埋まっているうちに無くなったそうです。

 

《エウマキア像》1世紀初頭

男性社会で女性はあまり活躍できなかった時代に、事業を起こして成功させた女性経営者の像だそうです。よほど素晴らしい才覚があったのでしょう。

お顔は理想化されていて若く美しい、身にまとった布は見事な襞を作ってます。

 

《ヘルマ柱型肖像(通称「ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱)》前1~後1世紀

ヘルマ柱はポンペイ展に限らずギリシャ・ローマ時代の展覧会に展示されたのを何回か見ていますが、いずれも四角い柱の上に肖像、そして柱の中ほどに男性器が刻まれてました。

このヘルマ柱に刻まれた人物ルキウス氏は解放奴隷の子供で銀行業で成功して有力者になったそうです。ポンペイでは奴隷身分の人が解放されることもあったそうですが、それでも元の持ち主の監督下に置かれていたそうです。が、解放されたのちに生まれた子供は完全な市民として認められたそうです。奴隷でも市民になり出世する可能性があったのは良かったですが、多分、よほど才覚があるか運の良かったごく一部の人じゃないかな?。

この柱のそばに奴隷の拘束具も展示されて、部屋で繋がれている奴隷たちの想像図が傍に展示されてました。片足を固定された奴隷たちは身動きできず、棚にはドクロが置かれてました。そのドクロはかつての仲間なのかも・・・。

 

 

《踊るファウヌス》前2世紀

先に載せたアレクサンドロス大王やナイル川や猫さんの見事なモザイク画を装飾したポンペイのお屋敷「ファウヌスの家」の中庭に飾られた像で、このファウヌス像からお屋敷の通称になったそうです。踊るような軽やかなポーズをしていて、額に山羊の角が生えていて、後ろ姿を見ると可愛いしっぽ。ファウヌスは家畜と農作物の神様だそうだけど、この像は実はバックスの陽気な従者サテュロスなんだそうで、笛(今は無くなっている)を吹いているそうです。

 

 

「竪琴奏者の家」の中庭(ペリステュリウム)再現

この「竪琴奏者の家」も大邸宅だそうです。中庭にはブロンズでできた動物やヘビが飾られ、池と噴水があったそうです。その中庭の様子が再現されてました。動物のブロンズ像は実際に出土された本物です。軒からぶら下がってる円盤状の吊り飾りはオスキルムというそうです。壁に描かれた装飾がモダンで洒落てます。

《女性胸像》クラウディウス時代(41~54 年)

その竪琴奏者の家の持ち主夫婦と思われる像も展示されていて、こちらは女の人の像で、目にはガラスがはめ込まれてます。ポンペイのお金持ちの女の人は髪の毛をこんな風に巻毛にしておしゃれしてたのですねえ。

 

つぎに生活道具を載せたいと思います

 

《ライオン型3本脚付きモザイク天板テーブル》前1~後1世紀(18~19世紀に再構成)

こちらのテーブルは台の上に載っていて天板が見えなかったので手を伸ばしてスマホで写してみました。なるほど、天板のモザイクは割とシンプルな作りで、脚部分のライオンの彫刻は迫真的でしかも洒落ていて豪華です。

 

 

《スフィンクスのテーブル脚》アウグストゥス時代(前27~後14年頃)

こちらは天板がないテーブルの脚部分です。が、天板がもしついていたら、時代的に大きな透明ガラスの天板は存在しないし、この見事なスフィンクスの彫刻がきちんと見えなくなってしまいますね(@_@;)。なんとなく椅子に座ってテーブルの天板に手を置くのをためらってしまいそう。それ以上に座って突き出る膝がスフィンクスの顔にあたったりするのはちょっと・・・。それとも、実際に使うというより飾り用のテーブルだったのかな(?_?)

 

  

《ブドウ摘みを表した小アンフォラ(通称「青の壺」)》1世紀前半 カメオガラス

写真では黒っぽく写ってますが、濃い青色のガラスの上に白いガラスを重ねてから削り、美しいレリーフを作っている豪華な壺。アンフォラはワインやオリーブオイルなどを入れる壺だそうですが、小さな子がブドウを摘んだりワインを作っているレリーフが施されているので、やはりこの壺はワインをなみなみと入れていたのでしょうね。

 

 

《円形火鉢》1世紀 ブロンズ

やはり脚部分がとても凝っていて豪華です。ポンペイのお金持ちはどれだけ贅沢な暮らしをしていたのでしょう。

でも火鉢が使われていた痕跡から、ヴェスヴィオ火山の噴火は記録に残っている夏ではなく秋に噴火したのではないかと言われているそうです。とても重要な存在の遺品ですね。

 

その他、文房具、測り、大工道具や外科手術用のメスなどのセットも展示されてました。大工道具の曲尺などは今と全く同じでした。

 

次は身に着ける物を載せます

 

《パレード用の兜》1世紀

競技場で戦う剣闘士は役目によって身に着ける武具が違っていたそうです。この兜は人物像が浮彫のように打ち出されてとても凝っています。相当強い剣闘士がかぶっていたのかな?

 

《三美神のカメオ》《海獣と女神のカメオ》前1~後1世紀 オニキス

大好きなカメオも展示されてました。三美神のカメオは先ほど載せたフレスコ画の三美神とそっくりのポーズです。あの大きな布を巻きつける服装のどこにこのカメオを飾ったのだろう。それともネックレスに付けたのかな?石を彫ったカメオなので小さいけれど2000年たっても美しく保つ貴重な文化資料でもありますね。

 

《ヘビ型ブレスレット》前1~後1世紀 金

いかにもギリシャ風のブレスレット。ヘビの頭部分は立体的でリアルです。

 

《エネラルドと真珠母貝のネックレス》前1~後1世紀 

金の糸を編んだ土台に真珠母貝とエメラルドを配した、とても洒落ていて高級感のあるネックレス。チョーカーのように首にぴったりして付けたのかな。緑色が鮮やかです。

他にも指輪やイヤリング、そしてロングネックレスなどアクセサリーがあり、見るのが楽しかったです♪

 

ところで、ヴェスヴィオ火山の噴火の被害はポンペイだけでなく、周辺にも及んでいて、噴火も一度だけではなかったそうで、現在も数か所で発掘調査をされているそうです。

その中で日本の調査隊が発掘している遺跡が展示されてました。

ポンペイとはヴェスヴィオ火山を挟んで反対側の北麓の遺跡「ゾンマ・ヴェスヴィアータ」は472年の噴火で埋まり、1931年に発見され、現在は東京大学の発掘調査団が発掘と調査を行っているのだそうです。

壁一面に発掘されたゾンマ・ヴェスヴィアータの建物の写真が貼ってありました。

そしてその写真に写っている2体の彫刻が展示されてました。

こちらの2点はノーラ歴史考古学博物館所蔵てす。

《ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)》2世紀

ペプロスは女性の着物を言います。見たところ、ポンペイの時代とそんなに服装は違わないように見えます。

 

《ヒョウを抱くバックス(ディオニソス)》前27~後14年頃

頭にブドウの房をいくつも付けているバックスが抱く動物はヒョウというよりオコジョのような可愛い動物に見えます。

 

今もポンペイを始めいくつかの遺跡が発掘されて新しい発見があるそうです。

 

 

展覧会はところどころポンペイの邸宅を再現して、そこに絵を展示していて本物の家に訪ねたような楽しさがありました。

ポンペイは水道も整備して、公衆浴場もあり、食堂も沢山あり、一万人が住んで、お金持ちは贅沢を極める暮らしをしていて、とても栄えた街だったのが感じられました。

どんな栄華を極めた街も天災によって一瞬に滅びてしまう。2000年経った現在だって自然の猛威には到底敵わないことを私達は知ってます。

会場には、土中にできた空洞に石膏を流しいれた犠牲者の石膏像が展示されてました。細かい部分までは形になってないけれどその石膏の人物はどんなに恐ろしく苦しかっただろうと思いました。

自然に対しては無力だからこそ人は手を取り合って生きてゆかなくては生き残れないと思うのに。

 

古代繋がりという事で違う国の話をすることを許してほしいのですが、最近思い起こすのは赤壁の戦いです。圧倒的な軍事力を持つ魏の曹操軍が呉の国を占領しようと攻めてきましたが、自分たちの国を死守する呉の孫権軍に負けてしまいます。

ドラマ「三国志Three Kingdom」では司馬懿が曹操に、敗北したのは天の理だと諭していました。

自然の摂理に合わない戦争がうまく行くはずがない。

 

美しい彫刻や壁画や様々な調度品は全て生きている人の為に造られ、人間の作り上げる文化の華やかさと儚さを教えてくれるポンペイの遺跡。遺品は私たちにいろいろな事を語り掛けているようでした。

 

東京会場は4月3日まで開催されてます。

そののちに

京都府で4月21日~7月3日

宮城県で7月16日~9月25日

福岡県で10月12日~12月4日  にて開催されるそうです

 

 

 

 


4 コメント

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素晴らしい記事 (ごみつ)
2022-04-10 18:08:59
こんばんは。

コメント、すっかり遅くなってしまいましたが、himaryさんも「ポンペイ展」行かれたんですね!
私は「ポンペイ」の展覧会はこれが初めてだった事もあり、見るもの全てが新鮮で衝撃的でもありました。

それにしても、毎回、展覧会の記事の見事さには驚かされますが、今回はさらに素晴らしいです。
もう一度、展示を見て回っている様な臨場感を感じさせていただきました。

どれも印象に残っていますが、一番最初にアップされてるヴェスビオ山が描かれている絵は素晴らしかったな~。
あと猛犬注意の犬も可愛かった。

カメオの壺も見事でしたよね。こんなに完全なかたちで残ってるなんて奇跡みたいです。

たくさんの素晴らしい写真有難うございます。また展覧会を振り返りたい時はおじゃましようと思います!
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ありがとうございます♪ (himary)
2022-04-11 13:18:13
ごみつさん
ブログを書いた冥利に尽きるお言葉をありがとうございます!
凄く嬉しくてちょっとくすぐったい気持ちです
「ポンペイ展」は写真撮影ができたので自分の視線で写した画像を載せることが出来たのが、もしかしたら臨場感の一助になったのかもしれません。ポンペイ展で表された街も絵も彫刻も工芸品も見事で夢の世界にいるような気持になりました。その時にやはりブログに載せることを意識してました。感じたことを残したい、そしてできれば誰かに伝えたい。そんな気持ちでしたので、伝わったことがとても嬉しいです(*^_^*)
他方、こんなに研ぎ澄まされ発達した文明が1日であっけなく終わってしまった脆さを感じました。今世界で恐ろしいことが起きていることも頭から離れませんでした。
美しさと共に警告を発しているようにも感じた展覧会でした。
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足下注意 (遵命)
2022-04-20 21:30:29
アレクサンドロス大王のフレスコ画をもっとよく見ようと欲張り、
思いっきり姿を踏んでしまい「ヒィィ~申し訳ございません!」と
焦って、更に地団駄踏んでしまった小心者はワタクシでございます
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大王ですからね(^▽^;) (himary)
2022-04-21 23:34:21
遵命さん
大王で、しかも東方遠征までした方ですからね、きっと短気そうだし怒ったら怖そうですもんね。絵になってもドキッとする迫力があって、私もご尊顔を写真に撮ろうとして近づいていくとき緊張しました(^▽^;)

近づいてみると大王の横顔は端正で素敵でした♪
きっと近づいたのにビビっている私たちを大きな気持ちで受け入れてくれてると思うことにします(^_-)-☆。
ポンペイが栄えてた頃は普通にポンペイの民が上を歩いてたのかな?それともやはりできなかったのかな?
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