番組の後、招待状を頂いて以来、ず~っと気になっていた個展へ。
今辻子町の路地奥にある隠れ家ギャラリー『アウト オブ プレイス』は
オーナーのノムラさんの感性が光る素敵な空間です。
ドアを開けると、
「く、暗い!」いつもより、かなり照明が落としてあります。
目が慣れると、優しいイエローの光の中、浮かび上がる白い小さな立体作品。
人の頭部です。
そこには、招待状の写真イメージそのままの、静謐な時間が流れていました。
おびただしい数の白い頭部たちは握りこぶしよりも小さく、
石膏ではなく、石塑粘土にガーゼを張って作られたものでした。
ほとんどが頭部だけの作品で、白一色。おまけに頭の一部が欠けていたりするのに
冷たさや怖さはみじんもなく、ただ優しさと切なさを感じました。
運よく在廊されていた作家の河野滋子さんから、
『私の作品を通して、自身の心の深いところを見つめ
あなたが何を求めて生きているのかを、もう一度知る機会になれば。。。』と書かれた紙を
頂いたので、その紙に自分の素直な感想を書いて、彼女に渡しました。
実は、一目見てハッと息を呑んだ作品があって。
それは、アンティークデスクの『引き出し』が半分開いていて、
その中にジャムの小瓶に入った頭が展示されていたのです。
この作品を見た瞬間、これは私だと思いました。
ノムラさんが、焙じ茶を淹れてくださったので、
河野さんと2人、ゆっくりお話させてもらいました。
『引き出し』は、河野さんが実は今、一番気になるテーマだそうで
初対面にもかかわらず、心の奥底というか、とっても深い内容の話をしました。
なんだか、セラピーを受けた気分です♪
なぜ、引き出しの真ん中で、ポツンとガラス瓶に入っている頭が『自分だ!』と思ったのか。
「引き出しだから、潜在能力かしら?」と河野さん。
「開放されたいと願う抑圧されたエネルギー? それとも、自分で気づかないトラウマ?」と私。
その理由を考えるコトは、今の私のちょっぴり楽しい宿題なのです。
近鉄奈良駅とJR奈良駅の中間に位置するギャラリーの詳しい場所や
会期(来月13日まで)など詳しくは、月曜日の番組でお話しますが、
とりあえず、ギャラリー・アウト オブ プレイスの電話番号は
0742-26-1001(12時~19時)。 なお(月)~(水)は休廊です。
今辻子町の路地奥にある隠れ家ギャラリー『アウト オブ プレイス』は
オーナーのノムラさんの感性が光る素敵な空間です。
ドアを開けると、
「く、暗い!」いつもより、かなり照明が落としてあります。
目が慣れると、優しいイエローの光の中、浮かび上がる白い小さな立体作品。
人の頭部です。
そこには、招待状の写真イメージそのままの、静謐な時間が流れていました。
おびただしい数の白い頭部たちは握りこぶしよりも小さく、
石膏ではなく、石塑粘土にガーゼを張って作られたものでした。
ほとんどが頭部だけの作品で、白一色。おまけに頭の一部が欠けていたりするのに
冷たさや怖さはみじんもなく、ただ優しさと切なさを感じました。
運よく在廊されていた作家の河野滋子さんから、
『私の作品を通して、自身の心の深いところを見つめ
あなたが何を求めて生きているのかを、もう一度知る機会になれば。。。』と書かれた紙を
頂いたので、その紙に自分の素直な感想を書いて、彼女に渡しました。
実は、一目見てハッと息を呑んだ作品があって。
それは、アンティークデスクの『引き出し』が半分開いていて、
その中にジャムの小瓶に入った頭が展示されていたのです。
この作品を見た瞬間、これは私だと思いました。
ノムラさんが、焙じ茶を淹れてくださったので、
河野さんと2人、ゆっくりお話させてもらいました。
『引き出し』は、河野さんが実は今、一番気になるテーマだそうで
初対面にもかかわらず、心の奥底というか、とっても深い内容の話をしました。
なんだか、セラピーを受けた気分です♪
なぜ、引き出しの真ん中で、ポツンとガラス瓶に入っている頭が『自分だ!』と思ったのか。
「引き出しだから、潜在能力かしら?」と河野さん。
「開放されたいと願う抑圧されたエネルギー? それとも、自分で気づかないトラウマ?」と私。
その理由を考えるコトは、今の私のちょっぴり楽しい宿題なのです。
近鉄奈良駅とJR奈良駅の中間に位置するギャラリーの詳しい場所や
会期(来月13日まで)など詳しくは、月曜日の番組でお話しますが、
とりあえず、ギャラリー・アウト オブ プレイスの電話番号は
0742-26-1001(12時~19時)。 なお(月)~(水)は休廊です。