藤田けい☆幸せブログ

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『田園』を聴いて 初心にかえる

2013年08月12日 | 日記
番組の中でも話しましたが、
土曜日のオープニング・リクエスト玉置浩二さんの『田園』は
思い出の歌でした。

2000年10月。番組新クールがスタートした日。
ラジオの向こうにいるリスナーさん達に
いっぱい伝えたいことがあるのに、うまく言えない、ガチガチに緊張した私がいました。

意気込みと、あふれる想いに、何からどう伝えていいのか分からない。
だから、自己紹介代わりにセレクトした歌でした。

うまく言えないけれど、こんな気持ちで
今マイクの前にいて、そしてこれから番組を続けていきたいという
私の気持ちを、そのまま代弁してくれる歌。

この歌から始まった、私にとって第1回目の番組は
白杖をついて訪ねてくださった視覚障害者の男性リスナーさんや
リポーターをしていた頃から聞いてくれていたリスナーさん達が
お祝いにかけつけてくれて、
笑いあり涙ありの、賑やかで感動的な時間となりました。

今でも、あの日の事をよく覚えてくださっているリスナーさんもいて
本当に、恵まれたスタートだったと思います。

最近、色んな雑事に追われて、初心を忘れていたのかも知れません。
神様が、あの日の決意、意気込みや感動を思い出させるために
この歌を届けてくれたような気がします。

『田園』という歌は、
波に巻き込まれ、風に飛ばされ、街にはじかれても
目をつぶらずに、つないだ手も離さずに生きていく。
ただそれだけでいいんだ。。。そんな内容。

私も、この歌のように、
目的をしっかりとらえて、まわりの雑音・雑事に囚われず
フラフラせずにしっかりと歩いていかなくちゃ。

それにしても、あの歌の最後って、
 ♪僕がいるんだ 君もいるんだ
    みんなここにいる 愛はどこへも行かない

そんな、心の拠りどころになるような番組を目指すなんて
若かりし頃(笑)の私って、大志を抱いていたんだ。。。と、頼もしく思います。