藤田けい☆幸せブログ

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四天王寺聖霊会

2014年04月22日 | 日記
毎年4月22日は、大阪・四天王寺さんで、もっとも重要とされる行事があります。
それは、聖霊会(しょうりょうえ)といって
お寺の創建者である聖徳太子の霊を、なぐさめるお祭りです。

身近な奈良の行事で例えたら、春日若宮様をなぐさめる『おんまつり』みたいな
ものでしょうか。

今日は、午後12時半から始まる聖霊会・舞楽大法要を
両親と拝観してきました。

きらびやかな衣装のお練行列は、
亀の池に設置された舞台までゆっくり進みます。
そこで、重要無形民族文化財の天王寺舞楽が披露されるのです。

僧によるおごそかな声明と、天王寺楽所による雅楽(←神社みたいです。。。)
いつもとまったく違う、カラフルで華やかな飾りつけの境内。
なんだか異国の寺院みたいでした。

亀の池では、沢山の亀たちが、池の中から頭だけ出し、舞台を見上げていました。
じっと動かないし、まるで雅楽の音色を聞いているみたいで可愛かったです。

境内の『絵堂』での特別開扉も、見学してきました。
これは、2022年の『聖徳太子御遠忌1400年』の節目にむけた取り組みなので、
今月30日迄、ずっと開扉されています。

『絵堂』では、太子の一生を描いた壁画を見た後、
記念にステキな散華が、一枚ずつ貰えます。
封筒に入っている上、何種類もあるから、
どんな絵柄の散華を手渡されるのかは、運しだい。

とても気に入ったので、本の栞として、大切に使います♪

広い境内は、露店が立ち並び、楽しいよ。
昭和レトロな食器やグラスなど、マニア垂涎グッズも多数。
アメリカン・アンティークのガラス・マグカップの店など
四天王寺さんならではのお店もあって、若い人にもおススメ。

ちなみに、私は盆栽の露店が好きなんです♪
どれも可愛らしくて、値段も安いんですよ~

聖霊会は、夕刻まで行なわれますが、拝観料はおろか舞楽見学さえ無料です。
来年の4月22日、お時間がある方はぜひご覧になってくださいね。