藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

人のふり見て

2011年11月19日 | 日記
昨日の午後は、時間があったのでウオーキングを。
押しボタン式信号がある道路に、制服を着た男性が立っていました。

 警官かな?
恰幅と姿勢のいい年配の男性。近づいていくと、きりっとした制服は、警備会社のものでした。

車の通行はとても多いけれど、横断する人はあまりいない道路。
 「いつも、ここに立っていらっしゃるんですか?」と尋ねると
 「週に一回だけです。渡られますか?」と、信号ボタンを押してくれました。

 「それは、ご苦労様です」と私が言うと、笑顔で会釈して、道路に出ていって
車を止め、渡らせてくれました。
振り返ると、停まった車に対してもスマートに応対しています。


今、本屋さんには、生き方のマニュアル本が溢れていますが、
こうやって日々生活をしていると、生きたお手本が身近に沢山いらっしゃいます。
もちろん、悪い見本もちゃ~んと存在しているから(笑)
それはそれで自分を振り返るきっかけになります。

警備員さんとは一瞬だけの出会いでしたが
与えられた任務(仕事)に対し、誇りをもって丁寧にこなす姿に、
清々しい気分を頂きました。
私もあんなふうに、傍から見ると楽しげに見えるぐらい、
生き生きと心をこめて、日常をこなしたいと思います。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日

2011年11月17日 | 日記
11月の第3木曜日と決まっているから、いつも番組がある夜。
ただでさえ帰りが遅くなって、ゆっくりワインなんて飲んでいる気分じゃないけれど
なんとなく。。。結婚以来、ずっと続いている習慣だから。

今年はいつもと違って、3月と9月に大きな災害があり
自宅で家族と過ごせるという、当たり前の幸せについて考える機会が多かった一年でした。
だから余計、今夜はワインで乾杯したい気分。

去年は、大道アナウンサーお勧めの『枝付き干し葡萄』がお供だったけれど
今年はちょっと頑張って、いろいろ作ろうかな~とスモークサーモンなどを用意。
でも今朝、夫から
 「ワインやったら、ビーフシチューがいい」とリクエストがあったので、超・楽チン!
(私のビーフシチューは、カレーとまったく同じ材料&作り方。市販のルーが変わるだけ~)

毎年恒例のちょっぴり贅沢な行事は、私にとっては
変わらぬ一年が過ごせたことを感謝する、お祝いなのかもしれません。

ちなみに、もし銘柄に迷ったら、番組で何度もご紹介しております、
アルベール・ビショー社をぜひ~♪
大の親日家であるビショー社長は、今回の震災の時も
フランスのワイン業界では一番早く支援を申し出た人です。
毎年変わる、ボトルのカラーラベルも素敵ですよ~♪

本日、法事日和♪

2011年11月13日 | 日記
いつも派手派手コーディネートの私ですが
今朝は、黒のビロード・ジャケットにパール・ネックレスと、シックな格好。
祖母の法事で、天王寺にある浄照坊さんへ行ってきました。

マンションが林立する都会の中、こじんまりとした境内ですが、
色とりどりの小菊が咲き乱れ、野鳥も遊びに来ていました。

祖母を、生前からよく知る源義春住職。
お葬式の時は勿論、藤井寺市まで来て頂きました。

祖母が大ファンだった朗々と響く美声で、30分以上にわたり
声明を唱えてくださいました。
その後、20分間ほど法話をしてくださったのですが
そのお話が分かり易くて、心にしみました。

私が一番気に入ったお話は、昔話の『ウサギと亀』を取り上げて、
なぜウサギが負けて、亀が勝ったのかを、話してくださったこと。
ウサギの敗因は、ライバルしか見ていなかったため。
亀の勝利した理由は、ウサギなんて気にせず、ただゴールだけを見つめていたから。
聞いているうちに、なんだか『やる気』と『元気』がモリモリ出てきました♪

父、母、そして叔父も、それぞれ別の話を気に入り、
まるで自分のためだけに、ご住職が話してくれた気がしたそうです。実は私も。。。

法要が終っても、本堂を去りがたくて、
私達家族は、ご住職の奥様が用意してくださったお茶と『栗むし羊羹』を頂きながら、
今、聞いたばかりの法話の感想を、いつまでも話していました。

秋晴れの日曜日、こんな素敵な時間を過ごせたのは
祖母からの贈り物に違いありません。

山茶花咲く土曜日

2011年11月12日 | 日記
オリエント館の裏庭にある大きな山茶花の木。
最初の一輪が咲きました。
記念すべきピンクのお花、さっそく携帯電話のカメラでパチリ。
山ほどツボミが付いているから、今年も大豊作でしょう♪

そんな今朝は、番組宛にお便りがたくさん届きました。
とくに嬉しかったのは、先日、遊びに来てくれた男性リスナーさんから。

その日、彼は高校時代の話をしてくれたの。
甲子園を目指して受験した名門校に、まさかの不合格。
野球部ホープの活躍を楽しみにしている郷里の友人らにも話せないまま、
3年間下宿して、他府県の農業高校にひっそり通っていた孤独な日々。

その後は、人と会話する必要のないトンネル工事の仕事を選んで
25年間、地面を掘り続けてきたことを、問わず語りに、淡々と話してくれました。

聞いてくれた事への、感謝の手紙でした。
これまで一度も、若い頃を振り返ったり、人に話したことがなかったそうです。
私に話すことで、これまでの気持ちを全部吐き出して、整理できたと。

リスナーさん達から、波乱万丈ときに衝撃の告白を聞くのは、いつも楽しいです。
ただ、秘密の話だけはしないでね~。
だって、感動したエピソードは、やはり番組でみんなに聞いてもらいたいから。
それでも構わないなら、これからも、どうぞお話を聞かせてください♪

冬物パジャマ♪

2011年11月10日 | 日記
昨日は、この秋一番の冷え込み。奈良市は、最高気温さえ16度台。
朝から、冬物衣類の入れ替えをしていたのですが
半年ぶりに出してきた長袖パジャマが、どれもくたびれてる~
さっそく、お昼ご飯を食べてから、買いに出かけました。

パジャマのこだわりは、一つだけ。
綿でもシルクでもいいけど、とにかく自然素材100%であること。
その理由は静電気。
免疫力を下げる静電気を、せめて寝ている間だけでも減らしたくて。
寝具類をすべて自然素材にすることで、かなり抑えられるそうです。

着心地は見た目では分かりづらいけど、素材は表示してあるので助かります。
でも、意外にアクリルなどが混紡してあるものが多く、
暖かいネル生地のパジャマを探すのは、大変なのです。

実は売場には、すでに先客が一人いて・・・
同年代の彼女も、私と同じこだわりを持っているらしく、
綿100%の暖かそうなパジャマのMサイズは、すべて彼女の腕の中。
ハンガーにかかったパジャマを、山ほど抱えていました。

売場中から集めてきたそれらのパジャマを、試着室前の鏡で
次々に首に当てては、覗き込んでいます。
売場には、もうネル生地のMサイズは残ってないかも~!

あきらめて、別の店に行こうとした時。。。
 「これはちょっと派手か~」と、つぶやき声が聞こえてきて
彼女がその中の一つを、売場のパイプハンガーに戻したのです。
さりげな~く近づいていって、間髪いれず、それ、頂きました(笑)

そのままレジに直行した私が(素早い!(笑)、会計をすませた頃
まだ迷っている彼女が、さっき戻した赤いパジャマを、必死に探してはりました。
すみません。。。(笑)

シンプルな形だけど、真っ赤なタータンチェック柄の可愛いパジャマ。
実は、彼女が腕に抱えて歩き回っている時から、
 「素敵だな~」ってチェックしていたのダ。
昨日購入した中で、一番のお気に入りです♪