小日向白朗学会 HP準備室BLOG

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≪協定≫にご注意!!!  

2023-01-13 | 小日向白朗学会 情報
 円滑化協定(RAA)、という言葉、政治に疎い私は初めて耳にした。英国で岸田さんが締結したということらしいけれど、つい一年くらい前にはオーストラリアとも電話で(?)RAA結んじゃっているらしい。簡単なものだ、いや手続きが簡単ということだが。何も国民にその心を問う必要などはない。電話や雑談の折に結んじゃえ―ってなものなのだろうか。
 協定、と言えば日米安保と同時に結んだ行政協定、岸さんが地位協定ということで改定しているが、これも中身はほとんど民意を反映することなどはない。というか、中身を知らされていないという方が正しい。「密約」とまではいわないが、「条約」といった形式ばった所や法的制約がないだけに簡単に結んじゃう。それで、自衛隊員が紛争地に派遣されちゃう、なんてことはあり得ないはずであろうけれど。
 でも調べようとすれば地位協定の文面は確認できる。しかし、具体的運用については全く別、というのがうまいところなのだ。合同委員会、とかいう会議で決めてしまえはよいことだし、その内容は部外秘扱いとなってしまう。本当にうまい方法を考えたものだと思う。この方法を使えばいかようにも国民をだましとおせるだろう。・・・でも、これにも実は落とし穴がある。この落とし穴、いつか仕掛けてくれる政治家が出てくればよいな、と思っている次第である。落とし穴の作り方なら多少とも相談に乗りたいところである。国民をだます政治家、例えば吉田茂のようなそんな大政治家はもうまっぴらごめんである。
 ちなみに、今回の仏、伊、英、カナダにアメリカ歴訪でロシア、及び中国を仮想敵国として共通認識するのだろうか。・・・・明治40年に山縣有朋の強い意志で策定されたという帝国国防方針というのがある。そのなかに「敵國ハ蓋シ露國ナルヘシ」と明記されていることを読者諸氏はご存じだろうか。日露戦争でロシアに勝ったばかりの明治40年である。すでにそのロシアを最警戒しているのである。1907年のことなので116年前だ。全くレーベルが、いやレベルが変わってないな―――などと悲しい気持ちになってきてしまう。
(文責:吉田)
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