菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

夏物語 1・・・小さな命

2014年08月14日 | 日記
今朝、家の庭近くで一匹の「あぶら蝉」の亡骸を見つけました。

           

まず、夏のはじめは「にいにい蝉」から。そして「あぶら蝉」「みんみん蝉」「くま蝉」

「ひぐらし」の声が盛夏を賑わせ、晩夏には「つくつくぼうし」が秋の気配を忍ばせます。

声の主は成熟した雄で、お腹にある膜を震わせて鳴きます。

雄の鳴き声に惹かれて結ばれた雌は、枯れ木に産卵管を突き刺して傷をつけ、そこに卵を産みます。

私は林の近くをよく散歩します。

           

それぞれの蝉たちの声で大合唱。不思議に思ったのは同じ蝉たちの声が固まって聞こえてくる事です。

蝉の仲間たちにも縄張りが有るのだろうか? それとも好みの木が有るのだろうか?

昨日の夕方歩いた時には「ひぐらし」の「カナカナカナ・・・カナカナカナ」も聞こえました。

私はこの「ひぐらし」の鳴き声が大好きです。

           

蝉の短い一生を終えて、私の前に亡骸を見せてくれたのは偶然かもしれません。

私と蝉がわずかな時間を一緒に生きたことは間違いないのです。

「ご苦労さん」・・・土に還してあげました。



コメント (4)
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