12月28日木曜日、近郊のモールで2時半から上映されるゴジラマイナスワンを見に行く。 平日の昼間の上映だ、どれほどの人達が見に来るものか。 250人ほどが入る中くらいの部屋での上映。 中央よりやや後方よりの席に座る。 果たして、会場の中は、小さな子供たちが結構多いではないか。 私の前にも5~6人の小学校2~3年くらいの子どもがぞろぞろと父親らしき男性一人と一緒に入ってきて座った。 一緒に行った息子に、 「ちょっと、ここであってるの?」 「なんか、子供が多くない?」 冬休みの子供向けの映画の部屋ではないかと、ちょっと不安になったほどだった。 そうこうしているうちに、東映のあのマークがスクリーンに映し出されて、間違ってなかった事に安どする。 始まった。 4回目なので、話の筋や、セリフもほぼ大体が頭の中にあるのだが、 しっかりと楽しめてしまうと言う、この映画のすごさ。 前に座っている子供たちが、映画にすっかり夢中になっている様が視界に入る。 怖いゴジラのシーンでは、顔を覆ったり、 ハラハラするシーンでは、じっとしてられなくて手をバタバタさせたり、 うれしいシーンでは、もう、横同士で体を押しあいながら感動しあってみている様が、可愛い。 右隣に座っていたのは中学生くらいの少年で、彼はもう途中から身を乗り出して見ていた。 映画が始まる前、どれくらい席が埋まってるかざっと見まわしてみたが、大体7割くらい埋まっていたように思う。 上映が始まったのが12月の1日で、今日で28日目になる。 それで平日の昼間にこの動員力、凄い。 やはり、断然男性客が多く、冬休みで親に連れられてきた子供たちが1~2割くらいはいて、 それ以外の大部分は大人の男性たちの様だった。 思うに、今日が初めてと言う人はこの中のもしかしたら少数で、 私の様に複数回見に来ている人がきっと多いのではないかと、想像するのである。 映画のレビューをあげるユーチューバーが、こぞって大絶賛するこの映画。 他の映画とは比較にならないほどの、褒めちぎり様なのだから。 今日は、最後のクレジットが終わるところまで見ると決めていた。 映画が終わった。 パチパチパチ❕❕ 拍手が巻き起こる。(映画が終わって会場全体で拍手が起こる、というのがよくある事なのか?) 皆立ち上がりながら、ワオ!という表情を隠せない。 互いに顔を見合わせる、その表情を見れば、どれほど感動したのかわかる。 クレジットは、日本語のまま。 最後にゴジラの足音がドンドン大きくなって、叫び声が響く。 終わった。 「お母さん、満足した?もうこれで最後だよ。」 「うん、もういい。最後までちゃんと見た。ブルーレイが出るの待つよ。」 と言いつつ、映画館を後にするも、頭の中からゴジラの事が離れない。 そう、ゴジラの事が頭から離れないと言っている人が多いんだ。 I Can't Stop Thinking About Godzilla Minus One この動画サイトに上がっているコメントなどが、大体、ゴジラを見て感動したアメリカの人達の声。 褒め方もホント、うまい。 感動を表現する言葉が豊富で、読んでて、こっちがさらに感動させられる。 感動できるって、本当に素晴らしい事だ。 感動は、命の肥やしなのだ。 こんなにこの国の人達を感動させ、ゴジラの事が頭を離れないと言わしめ、何度も何度も映画館に足を運ばせ、 ゴジラの事を考えるのを止められないと言わせる、この映画。 私も、人に会う先々でゴジラを映画館に行ってみることをすすめた。 見る見ないは本人の自由だけれど、 これを映画館で見ないなんて、その機会があるのに見ないなんて、どれほど損な事かを、ま、見てない本人はわからないけれどね。 2023年の暮れがゴジラ三昧で終わるとは、 私も想像できなかったけどね。 トランプ大統領を予備選候補から外すと言う決議を下す州の報道をメディアが喜んで報道している。 私は驚かないし、トランプサポーターは驚かない。 どんな手を使ってこようが、2024年の大統領選挙でトランプさんが勝つ、そう信じてるし、そうなるしかない。 その2024年があと3日で明けるのだ。
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