今回は、新型コロナウイルスワクチンの効果の持続期間について投稿したいと思います。
現在、日本国内で接種が進んでいるワクチンの効果の持続期間は、海外で実施された臨床試験後の追跡調査の結果によると、2回目接種後6ヶ月の発症予防効果は90%以上であったと報告されています。ただし、免疫のでき方には個人差(使用している薬剤や年齢などの様々な条件によって)があるので今後も引き続き、集積される様々なデータを見ていく必要があります。最近ではワクチンの感染予防効果を示唆するデータも報告されてきていますが、ワクチンの発症予防効果が100%ではないことを踏まえると、接種後も引き続き、感染対策を継続することが重要です。
出典:厚生労働省HP
(薬剤科 N / M )