3月13日(水)にあわら病院NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)より、平成30年度第3回NST勉強会を開催しました。
今回は、桒田老年科長より「リハビリテーション栄養」というテーマで講演をして頂きました。
ご高齢の患者さんが退院に向けた生活の機能や活動等を最大限発揮するためには、最適なリハビリを行う必要があります。そのためには、患者さん一人一人の栄養の状態にも着目することが重要であり、そこから「リハビリテーション栄養」という概念が生み出されました。
適切な運動を行い、しっかりと栄養も摂っていこうという、一見当たり前のような話かもしれません。しかし、病気の時はリハビリ自体が難しいことや、食事が思うように摂れなくて栄養状態が悪くなり、筋力や飲み込む力が低下してしまう方もいらっしゃいます。こういったことを防ぐ上で大切な栄養管理の考え方なんだなと思いました。
今回学んだことを活かして、より質の高い医療が提供できるよう努めていきたいと思います。
(栄養管理室 N / M )