食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

食のピンチ

2012年07月29日 17時22分32秒 | 日記

ウナギの稚魚『シラス』の不漁で今年のウナギはピンチらしいだった。ウナギ

が高騰して叶わないから、と言ってサンマのかば焼きやドジョウのかば焼きを

代用になんて、馬鹿なことを言っている。

ウナギだから意味があるのに、そんなにしてまで真似事をしても面白くはない

だろうと思うが、今風に言うと「マジ?」にやっている。

それにしても、日本人が好むものは何故か諸外国からやり玉に挙げられ、遂

には食卓から姿を消す羽目になるのか。クジラ、マグロに次いで今度はウナ

ギがピンチ、日本人の味は外国人をも唸らせる実力を持つ。こうしたものが

次々と姿を消す、つまり日本古来からの食文化が崩壊していくことになる。

日本の食はバランスのとれた健康食と言われるが、欧米化のうねりは留まる

ことを知らず、ファースト・フードで太ったらダイエット。

金で食糧が輸入できる内はこれでも食生活は成り立つ、輸出国が不作にな

ったりすれば、輸出は止まり、価格は高騰する。今年はアメリカの大豆が不

作で、昨年のロシアなどの小麦不作に続き、雲行きが超怪しい。

日本の貿易収支は赤字に転落している。国の収支もまっ赤っか、外国から

円が見放されたら・・・・・食糧の調達もままならぬことに・・・ああ恐ろしや

今の日本経済は、自国内で生産し輸出して外貨を稼いでいない。タイであ

った水害騒ぎ、最近よく耳にする待遇改善のスト、国債まで民間に格付けさ

れ、その煽りで国家経済を左右されるなど不安定な経済状況にある。

ギリシャやイタリアのようにはならない。原発は壊れない。

想定外は逃げ口上。日本の食に危害が来ませんようにと祈るのみ。


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