日曜日からの悪天候は時折、晴れ間をみせるものの直ぐに元に戻り冷たい風と共に
雨を落す。それが今日は一寸だけ霰混じり、つまり霙(みぞれ、難しい字で書くことは
不可)となり、晩秋より初冬の天候になってきた。
この表現は正しいのだが、周囲を見ると落葉樹は未だ黄色の葉をつけているものもあ
り、裸になった訳ではないから、初冬とも言い切れない所謂、端境期だろう。
畑仕事は玉ねぎの植え付けが遅れており、この天候で更に遅れそうだから苗を確保し
ておかなければならないし、ザーサイの消毒を検討しなければならない。
ザーサイはセロリのように灰汁があり虫にも強いのではないかと思っていたが、全く逆
で害虫に格好の的にされ、農薬で消毒したのにまたまた網のようになってしまった。
こんなに寒くなったのに、夏から猛威を振るっている虫たちの元気なこと。すべき畑仕
事はあるが雨天につき室内作業で山小屋に行く。小型の違い棚を作ろうと材料選び、
粗加工を始めた。寒いから薪ストーブを焚きながらのことになる。地下水を汲み上げ南
部鉄瓶でお茶を沸かしコーヒーを飲む。至極の山小屋ライフだ。
『針なしホッチキス』
昔は文房具屋によく出かけたものだが近年は用もないからご無沙汰、と言うことは新しい
文具や便利なものに疎くなっている証だ。ある場所で針なしホッチキスなるものの存在を
知った。多分新しいものだから余り普及はしていないだろうからとネットで調べてみると、
この私がただの浦島太郎だった。値段は思ったほど高くないが、綴じる紙の枚数は8~12
ページが普及版で、それ以上のものはビジネス用でグーンとお値段が高くなる。それでは
この商品がこちらの店に売っているのか調査に出かけてみると、2~3種類のものが並べら
れているではないか。元来、ウィンドウショッピングなるものが好きではないから、買いたい
ものを買ったらサッサとご帰還タイプ、ウロウロショッピングは目新しいものに出会える、い
いチャンスなのに。さて、針なしホッチキスはDMで送られてきた封筒の留に使用されてい
た。それが針なしホッチキスだとも知らず、疑問にもせずだった。実際に使ってみると思っ
た以上にしっかりと綴じられ、普通の扱い方なら十分に用をなすし、針なしだから安全。
また、留める位置をファイルの穴と合わせればそのままファイリングできる。
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