馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

今季最初の禊

2018-12-07 12:06:13 | 首都散策・風景・冬期

今週は厳しい

月曜日から厳寒期で一番寒い2月中旬の寒さが襲来
旧正月時期が一番寒く、その寒さを乗り切れば春がやってくる

現地人に言わせれば来週あたりから通常の外気温になるという

  煙突真横に煤煙が流れている

私がマイナス37度とか40度を越えたと記事にすると有り得ないと
思われている。
でも事実だから明日はMSNの写真を添付したい

以前は首都中心地に住まいが有ったので30度とか40度になるのは
シーズンで一度か二度ほど経験するだけ

首都中心地はビル群でビルからの暖房熱が地域に発散している
東京などは暖房室外機の冷風やビル風で2・3度郊外より寒いと言われている

モンゴルは暖房室外機など数えるほどで火力発電所からの
温水暖房配管でビルや住居を温めている

だから首都中心地程、郊外より5度ほど外気温度が緩いのである
わたしの住む地区は中心地から直線で5km程郊外にある

周りにはトーラ川・セルべ川に挟まれた中洲のような場所で
川の側は特に寒く冷えるのである(ビール工場横に有る凍結川も自宅から200m程)

MSNの外気温はいつも控えめですが昨夜も今朝もマイナス36度を表示していた
そういうことは我が家近くの外気温度はマイナス41度を超えているという事である

モンゴルの外気温度を計測しているのは首都中心地の気象庁辺りを
基準に計測し世界中に流しているのではないかと考えられる

出掛けたくない

  首都には火力発電所が5基ある

我が家の目の前にある発電所は第五発電所ではないかと思われる
上記写真・中央が第一発電所で右隣が第二発電所(1地区当たり)

第一・第二・第五が西側に位置する
私の記憶では東側ガチョールト手前に一基・自動車ザハ地区に一基ある

それ以外に大型工場が独自に暖房用発電所を保持している
(昔は全て国営企業だった)

この寒い時に首都中心地へ行かなくてはならなくなり
昨日も二足歩行をする羽目になる

そこで結果、禊修行というか10km程、武者修行をしました
現地人が私のダウンジャケットを見て冬用じゃないと軽蔑する(薄手なんです)

下着(綿)・厚手のYシャツ・カシミヤのチョッキ・マフラー・綿帽子・ボア手袋
下はユニクロ製タイツ・ジーパン・靴(普通の人じゃ出かけられない)

昨夜は陽が落ちマイナス25度前後・足元がスースーして寒い
こんないで立ちで出かけたんだから根性で自宅まで帰るしかない

靴はコツコツ音を鳴らすしズボンはスースーして心地寒い
薄手のダウンジャケットだから腕や腹回りが涼しい

何故か念仏を唱えているんです

ナターシャも

  

ナターシャも私が小屋の前に行くまで出てこない
これじゃ長生きしないよなぁ( ^ω^)・・・(* ´艸`)クスクス

管理人さんも餌を上げているが餌が凍結しています
私が上げている餌は固形だから美味しそうにコリコリ言わせながら

食べてくれます
私は正にメシッシ~です

超温かの温水も持参です

歩きたくない

  

起きたてに石炭貨車が踏切を通過しています
ブログ記事として写します

寒さで歩いている時はデジカメを弄りたくない心境

出掛ければ楽しい

  

それでも意を決し出かけます
薄着です・・慣れも有るが寒さに負けて居られない

如何です( ^ω^)・・・(* ´艸`)クスクス
素晴らしい景色です

息をするのに鼻呼吸ですから
それさえ心得れば楽しからずやです

足の指先は止まれば地獄だが
歩いている分には我慢できる冷たさ

呼吸法を

  

首都中心地から午後6時半過ぎに自宅へ向かう
此処でタクシーに乗ればただの馬鹿

歩いて5km程をテクテクと歩くのが修行である
露出している鼻が痺れ頬がヒリヒリ痛い

ボアの手袋で鼻を触ると余計に痛い手袋を外し
鼻を優しく触る・・心地よい・・序に頬も暖める

これを繰り返しながら自宅まで歩く
私の経験でいえばマラソンと同じで35kmから40kmが

一番つらい距離・自宅から1km当たりが一番辛い
その場所にスーパーマーケットが普段は有り立ち寄る

昨日は冷えすぎて小便がしたくなりパス
身体に気合を入れ全筋肉を下半身に集中させ

我慢の行軍で無事わがやで解散した!
ご苦労さん!

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