馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

三途の川の番人

2018-12-08 11:25:20 | 首都散策・風景・冬期

約束通り

マイナス30度・40度以上とか記事にすると
一般の日本人は有り得ないと思うだろう

理解できるのは北海道の中標津・オホーツク海に面した土地や
大陸の中央で生活している人には簡単に理解できる外気温度である

好きでもなかったが何故か寒い大陸生活を楽しんでいる

    お馬鹿な代表

昨日、朝の時刻表(6分ぐらい遅れている・時計も狂うくらい寒い)上が現地時間・下が日本時間
マイナス36度です・我が家は郊外だからこれに5度以上下がる

して我が家のあたりは深夜と明け方はマイナス41度以下というわけである

オールナイト族の私がこの時期は早寝できるのである
起きていると余りの静けさと心寒さと孤独感に悩まされる

こういう時は寝るに限る(電気敷き毛布の中で)

時系列で

    MSNニュース表示画面

午後2時17分の外気温度と夜11時22分の外気温度です(日本時間)
これは私がいい加減な温度表示と思い込んでいるMSNでの表示で

この有様である

私も手持ち移動できる温度計を持っているがMSN以上に温度は下がる

三途の川渡り

    

昨日は気合を入れてカシミアの長首セーターを着込んで散歩に行きました
私はお馬鹿ですから出発して鉄橋を渡る時にやけに寒いなぁと思ったら

マフラーを首に巻いて出てこなかった

鉄橋の直ぐ上流にあるビール工場から排水を大量に川へ流しているのが判明
橋の真ん中でデジカメを写していたら三途の川を渡っている人を発見

観察していると対岸へ渡ろうとしているが薄氷で足もとの氷が割れ靴はびしょ濡れ
見ていると足を一歩踏み出す度、氷が割れ靴の周りに水が撥ねている

それでも渡り切ろうとするが歩く度、氷が割れ恐れと恐怖が伝わってくる
私は三途の川の番人(赤鬼)である

見かねて大声で手招きするが聞こえないのか無視しているのか
何度も大声出していたら振り向いてくれた

手招きして此処へ来いと大声出すとやっと理解したようである
私だったら足が濡れた時点でアウトだと思う

デジカメ弄っただけで指が痺れ泣きが入る

割れた氷の水が靴の中に入り皮膚が濡れたっ状態で何時まで我慢できるかである
餓鬼じゃないが座り込んで動かなくなる可能性が有る

彼は対岸の下流に住んでいる人かもしれない
川の近辺で生活している住人だろう

現地人として周りの状況や厳寒期の自然変化に鈍感になっているのか
自信と多少の事には根を上げない人間なのか分からない

冬山で軽装登山・急激な気象変化で有名な登山家がいとも
簡単に死亡するのは寒さと気力を失った時である

私等、生意気に軽装で1500mの高山を毎日、散歩していると嘯いているが
イザという時は暖房の利いたビルが何処にでも有るから安心という心の余裕で

生意気な事を記事にしているだけである(登ったなど下山したなど)

高山という厳しい場所で寒くなった動けない、怪我したなどという時は死しかない
単独なら状況判断でコースを変更したり安全を優先できるが複数の場合は違う

事故や弱った仲間を優先していると事故が大きくなる
弱った仲間を見捨てても生きる事を優先できるほど人間は簡単ではない

暖房の有るビルや小屋に飛び込めば10分とか20分で元に戻る環境が有れば
どんな危険や冒険も可能だが一度、痺れたり凍傷前後状態になると

元の状態に直す術は自力で克服するしかないのである

そんな事を思い浮かべながら手招きした大人は鉄橋まで来て渡りだした
デジカメを向けようとしたが止めた

我が家から300m程の場所である
私がこの状況だと散歩を中止し一目散で我が家へ戻るだろう

無智である

  彼は写真の左隅に映っている

彼は手招きでもと来た氷上を戻り土手の方へ向かい鉄橋の方へ来ている
私が言いたいのはこの国人は貧しいくらいの基礎教育しか受けていない事である

周りの状況を見ることも考えることもできない
上の写真を見ていると氷の上に水が漂っている(色も違うし湯気が出ている)

一度、氷が割れれば警戒心が湧き周りを見渡し調べます(野生動物でもする行為)
観察しているとビチャビチャと割れた氷の上を歩き続ける

私が現地人に基礎教育がないというのはこの事である(考える教育を受けていない)
これは小学生高学年で考える力と失敗した後の反省学問・反復教育を受けていない

10歳から12歳程度の大人(管理者・権力者)の命令に忠実な教育しか受けていない
これはロシア・スターリン・レーニンが実行した自国民奴隷教育の実験と実行の結果である

三途の川の序に日馬富士に暴力を受け大怪我した貴ノ岩と付け人の関係である
貴乃花も親方を放棄した時に注意していれば済んだ問題だった

相撲協会は貴ノ岩を許せない相撲取りと見て彼が暴力を振るうのを待っていた

千賀の浦親方も配慮が足りない、今後、我が部屋で弟子や付け人に手を出すとアウトぐらいの事は
言えたバズである(日本人でもチャンと基礎教育を受けていないと考えられない常識)

八角親方・北の富士・尾車親方に楯突いて相撲しているんだから
分かりそうなものだが野生児なんですね

手を出した貴ノ岩が馬鹿なのは言うまでもない
彼らモンゴル人力士は10歳程度の教育しか受けていないからどうしようもないのである

完全防備

    

赤鬼はその後、鉄橋を渡り本線がある操車場へと向かう
其処では久し振り機関車の入れ替え作業が行われていた

先頭でレールや他の機関車との危険回避の作業で見張り役が
完全装備で旗振りを行っていた

貨車にぶら下がり安全旗を振る作業員は寒そう
肩や胸、腰にトランシーバーを取り付け司令塔からの指令に

聞き入りながら貨物の出し入れ作業をしている

中央駅

  

高架橋から中央駅を写して見る
中国へ向かう列車に乗客が乗り込む光景

夕陽

    

煤煙が風で吹き払われた青空に鮮やかな夕陽をみる
寒さがなけりゃ最高の大地なのだろうが良い場所ほど

環境は厳しい

帰路は早めに一目散で家路につく

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