回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

改憲派はクーデター分子

2013-05-03 14:33:17 | Weblog
昨日のテレビ朝日「モーニングバード」で玉川徹氏のコーナーを見たが、
昨今のマスコミ(NHKもふくめ)ではまったく見られない、まっとうな視点からの
安倍内閣・自民党改憲論への疑問点が紹介されていた。

なぜこれをまっとうというかというと、
戦後日本における学校教育が目指した
平和で豊かな日本を創り出す、あるべき公民の視点そのものだからだ。

ここで言う「まっとう」とは
戦後すぐ(昭和22年)に発行され、全国の中学校で教材として使われた「あたらしい憲法のはなし」にある
憲法に対する基本姿勢に沿っているということだ。

こう言うと馬鹿ウヨは
日教組がどうしたこうしたと分けもわからずわめき散らすが、

発行元は日教組などの労働組合系ではなく文部省(現文科省)なのだ。
いまなら「青空文庫」でも読むことができる。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

「日本国憲法」とはそういうものだ。

朝鮮戦争以降の解釈ではなく、それ以前の「まっとう」な解釈だ。

それになぜこだわるかというと、

この憲法を制定した第90回帝国議会は、
ほぼ満場一致で決議したからだ。

我が国初の男女同権の普通選挙で選ばれた国会議員による満場一致だ。

これがまさに日本国民の総意なのだ。

未だかつて、これ以降、これほど強い日本国民の総意は示されていない。

おかしな選挙制度の下で、多数の決議はあったにせよ、それらはいずれも足下にも及ばないのだ。

それなのに、

たかだか20数パーセントの支持を得た自民党が、

憲法を都合の良いように変えようとしている姿は、

まさに「クーデター」に値する犯罪行為としか見えない。



玉川徹氏に何事もなく、仕事が続けられることを願う。




まっとうでわかりやすい意見

2013-05-03 05:53:07 | Weblog
「まさおっちの眼」
http://blog.goo.ne.jp/masao19481/


世界は平和でなければならぬ。
宇宙からみればちっぽけな地球だ。
その中のさらにちっぽけな島国で、まるでガキのようにちっぽけなナショナリズムを振り回す安部首相を国民は許してはならない。
夏の参議院選で勝つまで封印しようと思っていた安部首相の右傾化思想は、アベノミクスで株価が上がり有頂天になったのか、早くも前面に出てきたようだ。
前の戦争はあきらかに日本の侵略である。
それを「見方の違い」と侵略であったことを否定し、沖縄屈辱の日を「主権回復の日」とし、「天皇陛下万歳」まで式典で行った。
国民主権の今、陛下は政府に言われれば式典に出席しなければならない。
沖縄のこともあって、陛下は本当は式典参加を辞退したかったろう。まして突然「天皇陛下万歳」とやられて、陛下は困惑しておられた。
そして150人に及ぶ国会議員の靖国への参拝、本当にバカかと言いたい。
戦争に駆り立てた者と行かざるを得なかった者を合祀している、いってみれば加害者と被害者を一緒に合祀した靖国に「英霊」などと言って参拝する気心が判らない。
犯罪というものは誰かが責任をとらねばならない。
A級戦犯は本当に先の戦争の主導者であったかどうかは別問題であり、判決が下った以上、サンフランシスコ条約を受け入れた以上、彼らは戦争犯罪者なのである。
日本はそれを真摯に受け入れなければならない。
そして、靖国神社から彼らと分祀し、先の戦争で死んでいった「英霊」の新たな慰霊の塔をつくるべきである。
戦争責任の明確化と反省、そして慰霊の塔とはまったく別問題としてきっちり処理しなければならない。そういったことをせず、韓国や中国の反発を招くのは当然である。
隣国は隣国、永遠に隣国である。
だから仲良くやっていくのが何よりも大切なことである。
何のための「村山談話」だったのか。
またぞろ否定して、「侵略はなかった」とナショナリズムを振り回して、何の意味があるのか。
右傾化に進む安部首相と150人もの国会議員たち。
夏の参議院選が終われば、自民は維新と組んで、さらに、憲法改正、集団自衛権、国防軍への昇格、徴兵制の導入へと突き進むだろう。
「欲しがりません勝までは」と戦中戦争を煽ったマスコミは、今もまったく同じである。
こうした右傾化への批判をまったく行わず、政府の官報と化し、国民を右傾化への洗脳にいそしんでいる。
それらに待ったをかける論人も野党もいないぐうたらさ。
日本が危ない。


久しぶりの全文転載だ。
まったく同感。これ以上説明はいらないだろう。
まさおっちさんに感謝!