石原慎太郎逝く

　いつもバカな発言で世間を騒がせる（取り上げるマスコミがバカだとも言えるが）
「石原裕次郎の愚兄」という認識しかない石原慎太郎の引退会見を知った。

　相変わらず内容のない頓珍漢な発言ばかりだったが、

　もっとも驚いたのは次の発言だ。

　「歴史の十字路に何度か自分の身をさらして立つことができたことは政治家としても物書きとしてもありがたい経験だった」

　はぁ！？

　「歴史の十字路に自分の身をさらし」たぁ？

　何を言ってるんだ？

　晋太郎よ、君は

　歴史をあざとく「修正」するために、負け犬が吠えたてて騒ぎ立て、
　結局何もなし得なかっただけだろう！

　自画自賛と言うより、誇大妄想癖の耄碌じじいの発言にすぎない。

　物書きとしても政治家としてもとっくに息絶えている「屍」の会見だった。