インドラネット

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アメリカ対中華人民共和国

2018-09-24 22:30:24 | 日記

「中華人民共和国、米国大使呼び出し軍への制裁指定に『厳重抗議』」(AFPBB News)

朝、起がけにみたネットニュースにこんな記事が載っていた。

9月20日にアメリカから出された「人民解放軍に対する制裁」に対する反応。

しかし支那は、アメリカから仕掛けられている経済戦争に一歩も引かない構え。

大丈夫なんだろうか。

イヤーな予感がするんだけど

アメリカは、かつて日本に対して仕掛けて成功した「経済戦争」を

今回、支那に対しても開始しているが、

ちと「お国柄の違い」というものを軽視し過ぎていないだろうか。

アジアならどこも同じようなものだ。

脅せば尻尾を巻いて許しを請う、と誤解しているような気がする。

 

支那は、そんな国じゃない。

彼らは、いつだって世界の宗主国を目指している。

ま、気持ちだけだけど。

 

「アメリカなんて、いずれ経済も軍事力でも圧倒してやる。

なんといっても世界の1/5にあたる13億の人口をかかえ、

かつてはヨーロッパまで支配下に置いたこともある、

偉大なる歴史と文化と文明のリーダーなのだ。」

 

と思い込んでいる。

しかも現在、経済力で世界2位、

軍事力でも(たぶん)ロシアを抜いている(と思っている)、

支那を相手にして

「怖い目に合いたくなかったら、言うことを聞け」

なんてサル山のボスみたいに睨んだところで、

「フン、ちょっとくらい腕力があるからっていい気になりやがって」

「まだ、軍事力では劣るかもしれないが、経済なら分からないぞ、

なんせ13億対3億の人口差があるんだから。」

「我々は、我々だけでも充分な経済圏を持つ。

アメリカごときに頼らなくても充分にやっていける。

経済封鎖でもなんでもやってみろ。

どっちが先に倒れると思ってるんだ。」

てなくらいなもんでしょう。

何せ、現実は無視して、平気で強がれる国家だから。

また、文化として「詫びる」なんて発想はありません。

 

それなのに、11月の中間選挙に向けてのア・ピールに気をとられているトランプさん。

急激に力をつけてきた支那に対し、ガツンと一発かまして見せて

侘びの一つももらえたら、国内で大いに受けるだろう、

くらいに思っている。

ところが経済制裁第1弾、

第2弾と撃っても

詫びるどころか、逆に恫喝してきやがる。

「おかしいなあ」

と思いながらも、さすがトランプさん。

ポーカーフェイスでさらに強気の第3弾をぶっ放した。

 

そろそろネタ切れになりそうだが、

そんなことはないぞ、と王者の風格を保っている。

それでも何だか支那が米国を恐れる様子が見えない。

彼は、ずっと強気で歩んできた人生だから、

今回も決して方向転換なんかしない。

あくまでも強気のトランプゲーム。

「失敗したら、破産すりゃいいのよ。そんでもって又やり直せばいいの。」

って感覚を根っこに持ってるんじゃないのかなあ。

 

そこで今度は、こんな計画も計画しています、

と、脅し第4弾としてマスコミにわざわざリークしたのが

「支那によるサイバー攻撃を非難する大規模な反支那キャンペーン」

をホワイトハウス、財務省、商務省、国防総省をあげて展開する、というもの。

 

こりゃ、ドンパチ実弾を使っていないだけで、

すでに宣戦布告したもおなじではないのか。。。

いつ支那が感情的になってもおかしくはない。

 

日本も戦前、アメリカからひどいいじめを食らい、

国際常任理事国の地位を捨てざるを得なくなるなど、

10年にもわたって我慢し続けたことがあります。

挙句、大東亜戦争へと引きずり込まれることとなりました。

あのときのアメリカは、日本を過小評価していました。

東洋人のくせに白人と対等な口をききやがって、

ちょっとアジアで西洋諸国を追い出したからって、いい気になって。

身分を考えろ、っていうのが本音。

当時、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの植民地化が進み、

アジアからどんどん国家が消え、ひどい差別に苦しんでいました。

それらの地域から徐々に支持を広げつつあった日本。

そして国際連盟理事国として、アジアを代表する形で

特に「人種差別撤廃」活動において白人たちを相手に一歩も引かなかった日本。

 

許せなかったんでしょうね。白人たちは。

白人以外は人間ではない、と思っていたんですから。

 

今度の軋轢は、その時とはぜんぜん違います。

単純に「覇権争い」の始まりです。

「俺がボスだ」と、世界に再確認させたいアメリカ。

「次の覇者は私だ」と、印象付けたい中華人民共和国。

世界は、そっとその言い合いを横目で見ています。

この威嚇のやり取りで、将来のパワーバランスが決まります。

もし、落としどころを見つけ切れなかった場合、

次に考えられるのが、軍事的な脅しです。

もちろんアメリカ側から。

北朝鮮に難癖をつけて、攻撃を仕掛けるか

あるいは政変をたくらむか。

あるいは、それ以外の地域で圧倒的な軍事力を支那に見せ付けるか、

いずれにしろ、ちょっときな臭くなりそうな気がします。

 

さて、そんな中、日本はどうしたらよいのでしょうか。

まずは、そつの無い外交によって多くの友人(国家)を持つことです。

併せて自前の軍事力

(当たり前だけど、弱い国は襲われるのが世界の常識)

を強化すること。

そして、他国との協調なしに独断しないこと。

特に、カッコいいところを見せちゃだめです。

朴訥として、徳を磨くこと。日本らしい陰徳ってやつです。

 

今後、注意しなくてはいけないのは、

支那の動きです。

経済に不安定感が増しつつあり、

もし現政権の維持が困難になったとき、

自棄のやんぱちで、尖閣争奪戦か何か東シナ海か南シナ海あたりで

戦争を仕掛けてくる危険があります。

ふらつく政権をまとめるときの常套手段です。

弱い相手を見つけて、戦争を仕掛けるのです。

その当事者にならないためにも、

日本は、充分な自衛力を確保しておく必要があります。

 

 

きょうは、朝からいやな予感がして、

そのまま寝るのも気持ちが悪いので、

ブログを更新しました。

みんなもチロチロ国際情勢にも目を向けましょう。

きな臭い感じがします。

 

なに、それよりも台風24号のほうが恐ろしい?

うん、確かにこいつは戦争並におっかない台風です。

どうか直撃だけはしませんように。。