父タマが亡くなった状況は、どうだったか?
まだ「お話」しておりませんでしたネ!
バタバタし過ぎて、思い出すのも大変なのですが、少~しずつ「お話」しましょう!
第一日目
それは3月1日(月)の夕方の事でありました。 (以下、マサオ君 タマ)
「親父が死んじゃったヨ!」 「エ~ッ!」
(母が父を殺(やっ)ちゃったのか~?と思ったタマ)
しかも、「死んだのは今日じゃないらしい!」
「エ~ッ!お母さんは、どうしてたの?」 「それが不思議なんだけど」
父の話では、
「お母さんは一人では何も出来ないから、自分が全て面倒を見ている」
筈だったんだけど・・。
「(母の)デイサービスの人が発見して、連絡をくれた。」
「今、新幹線で横浜に向かっているけど、着いたら その足で鶴見警察に
行かなくちゃいけない。」(マサオ君は大阪在住)
「遺体を警察まで搬送するのに30万円と言われた!」「エ~ッ!」
(この方が、もっとビックリしちゃった!)
「姉貴もスグ来てくれよ!」 と言われたけど、今すぐというワケには・・
もうすぐ夜だし、ここは九州だし!
とりあえずポチの会社に電話してみる。「お父さんが死んじゃったヨ!」
「エ~ッ!お母さんじゃなくて、お父さん? すぐ帰るから」(ポチ)
「叔父(父の弟)さんの連絡先を知らないから、姉貴が連絡して」
(長男のくせに知らないの??)
佐賀に住む叔父に電話すると、叔母が出て、
「ひざの手術をして、入院していたが今日退院し飲みに行っている」との事。
父が亡くなった旨を話すが、イマイチ無反応 とりあえず伝言を頼むが
その後も音沙汰無し! しばらくして又電話したら「義兄さんが亡くなったの?」
「そうなんです。(さっき話したじゃないか・・)」 その後、叔母から電話で
「さっき電話貰ったかネ?最近物忘れがひどくて・・!」 「・・(ハア~ッ)」
4回目に電話したら従兄が出て、
「伯父さんが亡くなった~!? スグ親父に連絡し ます」
やがて叔父からワンワン泣きながら電話があって・・。
「スグ横浜に行くけん」と言われたけど、
遺体は警察で検死されるので、通夜や葬儀の日程も決められないし・・・
でも、「母が父が亡くなっていたのを、3日も気づかなかった」とは言い辛いし!
(私だって疑っているモン)
なんとかなだめて、「タマが横浜に着いたら必ず連絡するから」と説得。
帰宅したポチに飛行機とホテルの予約を頼み、
「何日横浜にいるようになるか分からないよネ」と荷造りを始めるが、
マサオ君、母の親戚、そして叔父から話を聞ききつけた父の田舎の同級生等々
タマの携帯に電話が掛りっぱなし!
父の同級生は、勿論 皆ジイチャンの上、訛っていて聞き取るのも大変。
「スゴク元気やったとに何で亡くなったとネ!」
タマだって、まだ分からないんだヨ!
「もう、どこまで荷づくりしたのかワケ分からないヨ~!」
と広げた大きなスーツケースの前で右往左往していたタマなのでありました。
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