フタテンアツバ。
トビイロフタテンアツバと似ていて、同定違いがあるかも知れません。
トビイロフタテンアツバは前翅外半がやや紫がかるとされており、この個体とは特徴が合わないと思われます。
また、外横線が後縁付近で外側に曲がるともあり、その点でも矛盾すると思います。
一方で疑問も。
フタテンアツバは、中・外横線が前縁付近で急激に頭側に曲がり、前縁と並行するようですが、この個体では不明瞭です。
また、下唇鬚が黄褐色とあるのですが、これも疑問符です。
総合的にみて、今回はフタテンアツバとしました。
①前翅中横線:白色
②前翅外横線:白色
ⓐ前翅前縁と平行に走る
(この個体では不明瞭)
③腎状紋:二黒点
ⓑ灰色の環:「8」の字状
分類:
チョウ目ヤガ科テンクロアツバ亜科
翅を広げた長さ:
15~17mm
前翅の長さ:
7.5~8mm
分布:
本州(宮城県以南)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~10月(年2~3化)
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・チヂミザサ
その他:
前翅は茶色で、白色の横線がある。
(トビイロフタテンアツバは外半部がやや紫がかる。)
中・外横線は前縁下で鋭角に曲がり、前縁に平行する。
(トビイロフタテンアツバは外横線が不鮮明で、後縁付近で外側に曲がる。)
腎状紋は二つの小黒点で表され、灰色の環を有し、やや「8」字状を呈する。
後翅は暗灰色。
下唇鬚は黄褐色。
胸背及び前翅は茶褐色。
林縁などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
4月に多いという。
終齢幼虫の体長は約8~10mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察
トビイロフタテンアツバと似ていて、同定違いがあるかも知れません。
トビイロフタテンアツバは前翅外半がやや紫がかるとされており、この個体とは特徴が合わないと思われます。
また、外横線が後縁付近で外側に曲がるともあり、その点でも矛盾すると思います。
一方で疑問も。
フタテンアツバは、中・外横線が前縁付近で急激に頭側に曲がり、前縁と並行するようですが、この個体では不明瞭です。
また、下唇鬚が黄褐色とあるのですが、これも疑問符です。
総合的にみて、今回はフタテンアツバとしました。
①前翅中横線:白色
②前翅外横線:白色
ⓐ前翅前縁と平行に走る
(この個体では不明瞭)
③腎状紋:二黒点
ⓑ灰色の環:「8」の字状
分類:
チョウ目ヤガ科テンクロアツバ亜科
翅を広げた長さ:
15~17mm
前翅の長さ:
7.5~8mm
分布:
本州(宮城県以南)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~10月(年2~3化)
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・チヂミザサ
その他:
前翅は茶色で、白色の横線がある。
(トビイロフタテンアツバは外半部がやや紫がかる。)
中・外横線は前縁下で鋭角に曲がり、前縁に平行する。
(トビイロフタテンアツバは外横線が不鮮明で、後縁付近で外側に曲がる。)
腎状紋は二つの小黒点で表され、灰色の環を有し、やや「8」字状を呈する。
後翅は暗灰色。
下唇鬚は黄褐色。
胸背及び前翅は茶褐色。
林縁などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
4月に多いという。
終齢幼虫の体長は約8~10mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察
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