KONASUKEの部屋

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クワヒョウタンゾウムシ?20180412

2019年03月17日 | コウチュウ目
クワヒョウタンゾウムシ?
このテのゾウムシの同定は苦手です。

胸にも翅にも、特に特徴的な模様は見られません。
触角はちょっと特徴的な形をしていますね。
頭から胸にかけて、体の中心を通る、ハッキリとした縦溝があります。
顔はあまり長くありません。
前胸の後ろの線は直線的で、特に突出などは見られません。
翅の間室は隆起しています。
翅の先は尖り気味。

大きさから言って、チビヒョウタンゾウムシ(3.4~3.7mm)、ニセチビヒョウタンゾウムシ(4.6mm)は除外。
分布から言って、ホソヒョウタンゾウムシ(沖縄・南西諸島)、マルヒョウタンゾウムシ(和歌山県?)、ムネマルヒョウタンゾウムシ(北海道)も除外。
特徴的な模様のあるワモンヒョウタンゾウムシ、オビモンヒョウタンゾウムシ、シラフヒョウタンゾウムシ、フキヒョウタンゾウムシも除外。
トビイロヒョウタンゾウムシ(ハイイロサビヒョウタンゾウムシ)は、ネット上で観る限り、どうももっと顔が長いようです。
触角の第3節が第2節よりもかなり長いそうで、違うと思われます。
ウスヒョウタンゾウムシは、これもネット上の画像での話ですが、前胸の後縁がV字に突出しているようです。
そうなると残る候補は、
・サビヒョウタンゾウムシ
・クワヒョウタンゾウムシ
・スナムグリヒョウタンゾウムシ
辺りなんですが。
前翅の間室が隆起する特徴から、クワヒョウタンゾウムシかな?と。
一応、頑張ってはみましたが、全く自信ありません。

クワヒョウタンゾウムシのデータ
分類:コウチュウ目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科
体長:5.5~6.7mm
分布:北海道、本州、四国、九州
成虫の見られる時期:?
          成虫・幼虫で冬越し
エサ:広食性(幼虫:地下部、成虫:地上部)
その他:ライフサイクルについては、トビイロヒョウタンゾウムシやサビヒョウタンゾウムシに似通っていると思われます。
    終齢幼虫の体長:10mm
参考:Mr.Soda's Gallery
   樹木を食べる昆虫、北海道
   害虫・雑草の情報基地ほか

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