ツノロウカイガラムシ(ツノロウムシ)のメス。
白いロウの塊の下に・・・
本体があり、植物の汁を吸います。
分類:カメムシ目カタカイガラムシ科
体長:メス6~9mm、オス1.3mm(翅を広げた長さ:2mm内外)
分布:本州(宮城県・山形県以南)、四国、九州、南西諸島
垂直分布?
成虫の見られる時期:1~5、9~12月(1年1化。初夏より幼虫が出現する)
♀成虫で冬越し
エサ:ヤナギ類、ゲッケイジュ、ボケ、ユキヤナギ、ハゼ、モチノキ、マサキ、トウカエデ、ツバキ科、かんきつ類などの汁で、広食性
その他:メスの虫体は無翅で暗赤褐色~暗紫褐色で、腹面は著しく隆起して半球状。
ロウ殻は灰白色で、わずかに淡い紅色を帯びる。
未成熟時は体の周りに白い角状突起が8個、背面中央に大きな角状突起が一本あり、先端は少し後ろに湾曲する。
成熟すると分泌物で突起は消失し、半球状になり、淡黄色がかる。
オスは赤褐色で翅は黄色がかり、後翅は退化する。
国内ではオスは発見されず、単為生殖するという。
(受胎したメスで越冬するとの情報もあり)
ツノロウアカヤドリトビコバチに寄生される。
メスはロウ物質で覆われるため、火を点けると燃える。
中国などではこれを大量に育てて、ロウ物質をワックスとして使用したり、本体から着色料を取ったりしているらしい。
参考:虫ナビ
信州いきもの俱楽部
ロウカイガラムシ類の地理的分布と生態
白いロウの塊の下に・・・
本体があり、植物の汁を吸います。
分類:カメムシ目カタカイガラムシ科
体長:メス6~9mm、オス1.3mm(翅を広げた長さ:2mm内外)
分布:本州(宮城県・山形県以南)、四国、九州、南西諸島
垂直分布?
成虫の見られる時期:1~5、9~12月(1年1化。初夏より幼虫が出現する)
♀成虫で冬越し
エサ:ヤナギ類、ゲッケイジュ、ボケ、ユキヤナギ、ハゼ、モチノキ、マサキ、トウカエデ、ツバキ科、かんきつ類などの汁で、広食性
その他:メスの虫体は無翅で暗赤褐色~暗紫褐色で、腹面は著しく隆起して半球状。
ロウ殻は灰白色で、わずかに淡い紅色を帯びる。
未成熟時は体の周りに白い角状突起が8個、背面中央に大きな角状突起が一本あり、先端は少し後ろに湾曲する。
成熟すると分泌物で突起は消失し、半球状になり、淡黄色がかる。
オスは赤褐色で翅は黄色がかり、後翅は退化する。
国内ではオスは発見されず、単為生殖するという。
(受胎したメスで越冬するとの情報もあり)
ツノロウアカヤドリトビコバチに寄生される。
メスはロウ物質で覆われるため、火を点けると燃える。
中国などではこれを大量に育てて、ロウ物質をワックスとして使用したり、本体から着色料を取ったりしているらしい。
参考:虫ナビ
信州いきもの俱楽部
ロウカイガラムシ類の地理的分布と生態
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