KONASUKEの部屋

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ミツオビキンアツバ20210616

2021年07月05日 | チョウ目
ミツオビキンアツバ。
前翅の横線はギザギザ。
この個体は翅が擦り切れてきているようだけど、新鮮な個体では、翅が布目のような質感であるらしい。

①下唇鬚:長く鎌状に上反する
②横線:ギザギザ
③翅の質感は布目状

分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:18~21mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:平地5~8月(年2化)、山地7~8月(年1化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液
   幼虫・・・蘚類
その他:前翅の横線はギザギザ。
    新鮮な個体では、翅が布目状。
    下唇鬚は長く鎌状に上反する。
    ♂の触角は繊毛状、♀は微毛状。
    ♂の前脚は毛束を有し、脛節の鞘状突起は長く、跗節は一節となり爪を欠き、鞘状突起よりやや短い。
    普通種だが、少ない。
    樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    幼虫は暗緑色で、胴部には肉質の大きな突起を具える。
    若齢幼虫は糞をかなり遠くまで飛ばす。
    終齢幼虫の体長は約16mm。
    コケの隙間に埋もれるように蛹化する。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   千葉県立中央博物館 房総の山のフィールド・ミュージアム
   Jyobitakiブログ
   茨城の蛾
   富山県産蛾類博物館


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