「マンデラ・自由への長い道」観に行って来た

この前、映画「マンデラ・自由への長い道」、観に行って来ました。
上映時刻の都合で、またしても宇都宮。
とにかく、上映してる映画館が少な過ぎるよ！

等身大のマンデラが描かれているのが良い。
自伝に忠実に制作されたとのこと。

印象的な成人の儀式のシーン。
「お前たち自身は小さい
だが　民衆の力は強い」
マンデラの心の根底に、誇りとなって刻まれているのだろう。

エリートだった若き日。
二人の妻との関係。
非暴力一辺倒ではなく、武装闘争に入ったことも。
２７年の獄中生活。
人間の尊厳を取り戻すための、※長ズボンに象徴される、一歩一歩の日々。
※マンデラたちを子ども扱いするため、獄中では、半ズボンしか支給されなかった。

白人政権との交渉のシーン。
聞く耳は持つが、妥協したり、見返りを与えたりしない。
筋を通すこと。
今の日本政府に見習って欲しいものだ。

復讐に燃える人々に、マンデラは、赦すことを呼びかけた。
報復の連鎖を断ち切るためとはいえ、中々、言えることじゃないよね。

生まれながらに
肌の色のせいで
他者を憎む者などいない
人は憎むことを覚える
ならば・・・
愛することを学べるはずだ
なぜなら愛というものは
人の心にとって
ずっと自然だから