ウスタビガの1齢か2齢の幼虫。
体の上の方はほぼ黒色。
腹足に近い辺りだけ黄色い。
これが成長するにつれて、緑色が増えていく。
→若齢幼虫
→終齢幼虫
分類:チョウ目ヤママユガ科ヤママユガ亜科
翅を広げた長さ:オス75~90mm、メス80~110mm
分布:北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:9月中旬~11月下旬(年1化)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・口は退化している
幼虫・・・クヌギ、コナラ、カシワ、ケヤキ、サクラ、カエデ類、ハンノキ類など
その他:俗称「ツリカマス(吊り叺)」「ヤマカマス(山叺)」など。
繭の形が叺(かます:むしろで作った袋)に似ていることから。
緑色の繭は冬枯れの中で目立つが、その時期にはすでに羽化した後である。
成虫は各翅に一つずつ、半透明の紋がある。
オスの翅の色は黄褐色から橙褐色で、メスは黄色で、メスの前翅頂は丸みを帯びる。
オスの触角は両櫛歯状で、メスは微毛状。
夜行性で灯りに飛来する。
メスは比較的早い時間に灯りに来るが、オスは夜明け前に多いらしい。
メスは羽化後、フェロモンを出してオスを呼び寄せ、交尾する。
その際、繭にいくつか産卵してから飛び去る習性が見られる。
→若齢幼虫
→終齢幼虫
終齢幼虫は体長約60mmで、触れるとキューキューと音を出す。
愛好者や子どもたちには、「Qちゃん」の愛称で親しまれている。
初夏に樹上の細枝に、鮮やかな緑色の繭を作る。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
体の上の方はほぼ黒色。
腹足に近い辺りだけ黄色い。
これが成長するにつれて、緑色が増えていく。
→若齢幼虫
→終齢幼虫
分類:チョウ目ヤママユガ科ヤママユガ亜科
翅を広げた長さ:オス75~90mm、メス80~110mm
分布:北海道、本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:9月中旬~11月下旬(年1化)
卵で冬越し
エサ:成虫・・・口は退化している
幼虫・・・クヌギ、コナラ、カシワ、ケヤキ、サクラ、カエデ類、ハンノキ類など
その他:俗称「ツリカマス(吊り叺)」「ヤマカマス(山叺)」など。
繭の形が叺(かます:むしろで作った袋)に似ていることから。
緑色の繭は冬枯れの中で目立つが、その時期にはすでに羽化した後である。
成虫は各翅に一つずつ、半透明の紋がある。
オスの翅の色は黄褐色から橙褐色で、メスは黄色で、メスの前翅頂は丸みを帯びる。
オスの触角は両櫛歯状で、メスは微毛状。
夜行性で灯りに飛来する。
メスは比較的早い時間に灯りに来るが、オスは夜明け前に多いらしい。
メスは羽化後、フェロモンを出してオスを呼び寄せ、交尾する。
その際、繭にいくつか産卵してから飛び去る習性が見られる。
→若齢幼虫
→終齢幼虫
終齢幼虫は体長約60mmで、触れるとキューキューと音を出す。
愛好者や子どもたちには、「Qちゃん」の愛称で親しまれている。
初夏に樹上の細枝に、鮮やかな緑色の繭を作る。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
昆虫を観察する醍醐味は、同じ種であっても、卵→幼虫→(蛹)→成虫と、姿が変わること。
それに、孵化、脱皮、(繭、蛹化)、羽化、成熟、求愛、交尾、産卵など、色んな節目に出会えることですかねぇ。
なかなか出会えない虫だと、なおさら力が入りますねぇ。