ビロウドツリアブ、吸水中。
複眼がくっついているので、♂ですね。
ハナアブの仲間だったら、幼虫が水棲だから、水辺にいても違和感がないんだけど。
ビロウドツリアブは、幼虫がヒメハナバチ類に寄生するとのことなので、水辺には縁がない。
周りに花もない、こんなとこで何してるのかと思ったら、水を飲んでたのね。
土がオレンジっぽい色をしているのは、この辺の湧き水が鉱水、この辺で言う「しぶみず(渋水?)」で、鉄分を多く含有するからだと思います。
「鉄バクテリア」という微生物が、赤い沈殿物と油に似た皮膜を作りだすのだそうです。
生物の授業で習った、化学合成細菌の一種なんですかね?
私たちは糖を酸化してエネルギーを得ているワケですけど、彼らは鉄イオンを酸化してエネルギーを得る生物ということで。
いわばこの鉄サビと皮膜は、鉄バクテリアのウンチ!(笑)
まぁ、他のミネラルも多い可能性があるので、単に水分だけじゃなく、ミネラル補給も兼ねてるのかもね。
蝶では専ら♂が吸水することで知られているけど、双翅目ではどうなんだろう?
分類:ハエ目ツリアブ科
体長:7~12mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~亜高山
成虫の見られる時期:3~5月・山地~6月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・花の蜜・花粉
幼虫・・・ヒメハナバチ類の幼虫に寄生
その他:体色は黒色で、長い黄褐色の長毛を密生している。
♂は複眼がくっついており、♀は離れている。
非常に長い口吻を持ち、ホバリングして花の蜜を吸う。
♀は産卵のタンパク源として、花粉を食べるらしい。
交尾の際は静止して行うことが多いという。
昼行性。
樹林と林縁、公園、寺社境内、畑地、水田周辺などで見られる。
幼虫は土中に巣を作るヒメハナバチ類の幼虫に寄生する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
成城の動植物
複眼がくっついているので、♂ですね。
ハナアブの仲間だったら、幼虫が水棲だから、水辺にいても違和感がないんだけど。
ビロウドツリアブは、幼虫がヒメハナバチ類に寄生するとのことなので、水辺には縁がない。
周りに花もない、こんなとこで何してるのかと思ったら、水を飲んでたのね。
土がオレンジっぽい色をしているのは、この辺の湧き水が鉱水、この辺で言う「しぶみず(渋水?)」で、鉄分を多く含有するからだと思います。
「鉄バクテリア」という微生物が、赤い沈殿物と油に似た皮膜を作りだすのだそうです。
生物の授業で習った、化学合成細菌の一種なんですかね?
私たちは糖を酸化してエネルギーを得ているワケですけど、彼らは鉄イオンを酸化してエネルギーを得る生物ということで。
いわばこの鉄サビと皮膜は、鉄バクテリアのウンチ!(笑)
まぁ、他のミネラルも多い可能性があるので、単に水分だけじゃなく、ミネラル補給も兼ねてるのかもね。
蝶では専ら♂が吸水することで知られているけど、双翅目ではどうなんだろう?
分類:ハエ目ツリアブ科
体長:7~12mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~亜高山
成虫の見られる時期:3~5月・山地~6月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・花の蜜・花粉
幼虫・・・ヒメハナバチ類の幼虫に寄生
その他:体色は黒色で、長い黄褐色の長毛を密生している。
♂は複眼がくっついており、♀は離れている。
非常に長い口吻を持ち、ホバリングして花の蜜を吸う。
♀は産卵のタンパク源として、花粉を食べるらしい。
交尾の際は静止して行うことが多いという。
昼行性。
樹林と林縁、公園、寺社境内、畑地、水田周辺などで見られる。
幼虫は土中に巣を作るヒメハナバチ類の幼虫に寄生する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
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