KONASUKEの部屋

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早起きは三文の徳⑬シオカラトンボ羽化20190614

2019年06月21日 | トンボ目
シオカラトンボの羽化。

4:57
これも脱け殻かと思ったら、どうも生きてるっぽい。
他はみんな、殻を脱いで、翅を乾かしているというのに。
無事、羽化するだろうか?

6:58
ようやく羽化が始まった。

7:13
全身が殻から出る。

別角度から。

7:30
翅が伸び始める。

フラッシュを焚いて、別角度から。

7:37
後は先だけ。

別角度から。

7:45
ほぼ伸びたかな?

別角度。

8:20
まだ体の模様は、はっきりしない。

8:30

8:44
腹の模様が浮き出て来た。


9:16
胸の模様もはっきりして、腹もスッキリした。
これなら、はっきりシオカラトンボだね。

矢印で示した腹の先が広がっている部分は、打水産卵の際、卵と一緒に水を飛ばし、卵をまき散らすのに役立っているらしい。

上陸してから4時間15分以上、羽化が始まって2時間15分以上かかった。
フォトチャンネルにもしてみた↓
シオカラトンボ羽化20190614


分類:トンボ目トンボ科トンボ亜科
体長:47~61mm
分布:本土全域。
   平地~山地の湖沼や水田などに棲み、明るい環境を好む。
成虫の見られる時期:5月初旬~10月初旬(茨城県内)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・飛翔昆虫など
   幼虫・・・水中の小昆虫、小動物
その他:未成熟なうちは、オスメスそっくりだが、オスは成熟すると腹に白い粉を吹く。
    まれにメスでも粉を吹く個体があるが、複眼が緑色なので区別できる。
    未成熟個体は、水場を離れ、草原などで栄養飛翔を行う。
    メスが打水産卵を行う間、オスは他のオスが入って来ない様、近くの上空で警護する。
参考:かたつむりの自然観撮記
   茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版・刊)


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