KONASUKEの部屋

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オオカブラヤガ20201025

2021年03月01日 | チョウ目
オオカブラヤガ。
だいぶ、翅が擦れています。
おまけに天井近くに居たので、画像も不鮮明です。

①前翅前縁:幅広く黒褐色を帯びる
②内横線:二重
③楔状紋が目立つ
④環状紋:カブラヤガほどまん丸ではない
⑤腎状紋

分類:チョウ目ヤガ科モンヤガ亜科
翅を広げた長さ:♂44~47mm、♀約50mm
前翅の長さ:19~21mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:10月~11月(年1化)
          蛹または幼虫で冬越し
※越冬形態については福岡県病害虫防除所の「作物病害虫図鑑」によるが、本種が蛹で越冬するのかどうか、その場合、いつ羽化するのか、疑問がある。
エサ:成虫・・・花の蜜など
   幼虫・・・ハクサイ、ネギ
その他:前翅の地色は淡褐色から茶褐色まで個体差があり、前縁部は幅広く黒褐色を帯びる。
    前翅楔状紋が目立つ。
    環状紋はカブラヤガほど丸くない。
    後翅も著しく暗色。
    (カブラヤガでは白色ないし淡褐色。)
    ♂の触角は両櫛歯状、♀は糸状。
    近似種のカブラヤガは、春~夏に見られる。
    北海道では産地が局地的。
    幼虫は日本に4種いるネキリムシ類の一つ。
    (他にカブラヤガ、タマナヤガ、センモンヤガがおり、前2種が代表種。)
    日中は土の中(~5㎝)や株元に潜み、夜間に地際部の茎をかじり、葉や茎を引き込みながら摂食する。
    夏季は摂食を止め、土中で休眠する。
    9月に蛹化し、10月に羽化する。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   灰ヶ峰の蛾類と鳥類
   病害虫・雑草の情報基地
   こんちゅう探偵団
   茨城の蛾
   福岡県病害虫防除所 作物病害虫図鑑
   LOVEGREEN
   渓舟の昆虫図鑑
   KEI’s昆虫採集記
   フォト蔵
   ZUKAN
   コトバンク


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