KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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オオツノトンボ20190616

2019年06月17日 | アミメカゲロウ目
オオツノトンボ。
「トンボ」と名前が付いていても、トンボの仲間ではなく。
ウスバカゲロウなどに近い、完全変態をする(蛹になる)昆虫です。
4/22に、30mも離れていない場所で幼虫を発見しています。
→アリジゴク似の大物・ツノトンボ類幼虫20190422
成虫とは似ても似つかない姿ですね。

触角が異常にデカくて、アンバランス。
先の丸い形が、何となくゴルフクラブを連想させます(笑)
眼にフラッシュの光が反射しちゃってます。

腹の模様が観たかったんだけど、一度も翅を開いてくれず。
頭から胸にかけて、ポヨポヨの毛が生えてて。
つぶらな瞳もラブリー♡

昔はねぇ。
こんなの、そこら中にいたッスよ。
ちょっと空き地というか、荒れ地というかがあれば。
夜は灯火に飛んできたしね。
遇いたくて遇いたくて、ここ7、8年ばかり。
ようやく遇えましたね。

分類:アミメカゲロウ目ツノトンボ科
体長:約30mm
翅を広げた長さ:70~80mm
分布:本州、四国、九州
   丘陵~山地
成虫の見られる時期:6月中旬~9月中旬
          終齢幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・小昆虫
   幼虫・・・地上にいる小昆虫
その他:開けた草原で見られる。
    茨城県ではツノトンボに比べると個体数が少ない。
    類似種のツノトンボは複眼が上下に分割されるが、オオツノトンボでは分割されない。
    幼虫はウスバカゲロウの幼虫・アリジゴク型で、雑木林の落ち葉の下などに棲む。
    徘徊して小昆虫を捕える。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)


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