相棒劇場版Ⅲ、観てきたよ。
いつも社会問題を扱う相棒シリーズだけど・・・国防かぁ。
難しいテーマだなぁ。
劇中の右京さんのセリフが重い。
「所詮、命のやり取りによって大切なものを守るという行為は、大いなる矛盾を孕(はら)んでいるんです」
最後のシーンで、カイトは、矛盾を抜け出す道はきっとあると、希望を残す。
一方で民兵のリーダーの主張は、今の日本が抱える矛盾もあぶり出す。
いざという時、アメリカ(友人)が守ってくれるワケがない、というニュアンスのこと、
核は良くて、化学兵器や生物兵器はダメというご都合主義、
とかね。
要は、映画は考えるきっかけを与えるもの、答えは観客が出すもの、ということなのだろう。
口に出さないのは考えていないのと変わらないと思うので、思ったことを書いておきたい。
アメリカが、いざという時、守ってくれない、まぁ、それはそうでしょう。
アメリカの議会で、
「何でアメリカが日本を守ってやらなきゃならないんだ?」
という質問に、
「日本に基地を置くと、安上がりなんです」
って、答弁してたそうだから。
アメリカの国益を守るためには、基地が必要だ、というのがアメリカの立場なのだろう。
だから、日本とアメリカの国益が対立する場合には、アメリカは手を出さないだろうね。
核の傘の有効性は疑わしいのではないかと思う。
冷戦時代、核の増殖をもたらし、大国の一方、ソ連は、重みに耐えられなくなって自滅した。
今も、核を持とうとする国は、後を断たないしね。
脅威の連鎖を生むだけなのではないだろうか。
結局、究極の国防は、話し合いによる平和外交なのだろうと思う。
「いっせーの、せ!」
で、武器を棄てられたらいいんだけどね。
今は無理でもね。
お互いが武器を持たないことが最も安全だって知っているのは、治安が最もいい、日本の国民じゃぁないのかな?
必要以上に危機感をあおるのは危ないと思う。
大切な人を、暮らしを、ふるさと守りたい、という気持ちは、誰の中にもあるものだ。
それがおびやかされるのだ、といわれれば、不安になるのは当然だろう。
国防の問題での今の政府のもの言いは、なかば脅しに近いものを感じる。
国民の不安をあおって、冷静な判断力を失わせる手法は、オレオレ詐欺に通じるものを感じる。
今の自分に、何ができるのかなぁ。
大学時代には、そういうことを真剣に話し合える仲間がいたけど、今は一人だしなぁ。
弱さを感じるよ、ホントに。
どうでもいいけど、やっぱり杉下右京は只者じゃぁないね。
島から荷物を送ろうとしているところを見て、僕も違和感を感じたのに、そのうち忘れちゃうんだもん。
覚えてらんないよ、無理だよ、そんなの。
ところで、民兵や事件関係者の名前に、日本の旧国名が多いのには、何か意味があるのかなぁ?
神室はともかくとして、
高野志摩子
若狭道彦
岩代純也
とかね。
他にも、丹波とか、因幡とか、相模とか。
ほんっとに、どうでもいいね、こんなの。
失礼しました。
いつも社会問題を扱う相棒シリーズだけど・・・国防かぁ。
難しいテーマだなぁ。
劇中の右京さんのセリフが重い。
「所詮、命のやり取りによって大切なものを守るという行為は、大いなる矛盾を孕(はら)んでいるんです」
最後のシーンで、カイトは、矛盾を抜け出す道はきっとあると、希望を残す。
一方で民兵のリーダーの主張は、今の日本が抱える矛盾もあぶり出す。
いざという時、アメリカ(友人)が守ってくれるワケがない、というニュアンスのこと、
核は良くて、化学兵器や生物兵器はダメというご都合主義、
とかね。
要は、映画は考えるきっかけを与えるもの、答えは観客が出すもの、ということなのだろう。
口に出さないのは考えていないのと変わらないと思うので、思ったことを書いておきたい。
アメリカが、いざという時、守ってくれない、まぁ、それはそうでしょう。
アメリカの議会で、
「何でアメリカが日本を守ってやらなきゃならないんだ?」
という質問に、
「日本に基地を置くと、安上がりなんです」
って、答弁してたそうだから。
アメリカの国益を守るためには、基地が必要だ、というのがアメリカの立場なのだろう。
だから、日本とアメリカの国益が対立する場合には、アメリカは手を出さないだろうね。
核の傘の有効性は疑わしいのではないかと思う。
冷戦時代、核の増殖をもたらし、大国の一方、ソ連は、重みに耐えられなくなって自滅した。
今も、核を持とうとする国は、後を断たないしね。
脅威の連鎖を生むだけなのではないだろうか。
結局、究極の国防は、話し合いによる平和外交なのだろうと思う。
「いっせーの、せ!」
で、武器を棄てられたらいいんだけどね。
今は無理でもね。
お互いが武器を持たないことが最も安全だって知っているのは、治安が最もいい、日本の国民じゃぁないのかな?
必要以上に危機感をあおるのは危ないと思う。
大切な人を、暮らしを、ふるさと守りたい、という気持ちは、誰の中にもあるものだ。
それがおびやかされるのだ、といわれれば、不安になるのは当然だろう。
国防の問題での今の政府のもの言いは、なかば脅しに近いものを感じる。
国民の不安をあおって、冷静な判断力を失わせる手法は、オレオレ詐欺に通じるものを感じる。
今の自分に、何ができるのかなぁ。
大学時代には、そういうことを真剣に話し合える仲間がいたけど、今は一人だしなぁ。
弱さを感じるよ、ホントに。
どうでもいいけど、やっぱり杉下右京は只者じゃぁないね。
島から荷物を送ろうとしているところを見て、僕も違和感を感じたのに、そのうち忘れちゃうんだもん。
覚えてらんないよ、無理だよ、そんなの。
ところで、民兵や事件関係者の名前に、日本の旧国名が多いのには、何か意味があるのかなぁ?
神室はともかくとして、
高野志摩子
若狭道彦
岩代純也
とかね。
他にも、丹波とか、因幡とか、相模とか。
ほんっとに、どうでもいいね、こんなの。
失礼しました。
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