KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

のぼうの城

2014年01月06日 | 映画
「のぼうの城」、テレビで改めて観た。
やっぱり良いなぁ。
映画館で観た時も、ワクワクして、じっと座ってられなかったもんなぁ。
(挙動不審(笑))

まずは配役。
のぼう様=野村萬斎氏のとぼけっぷりが良い。
さすが「にほんごであそぼ」の怪しいおじさんである。
ヒョロロン、ヒョロロン。
ところで、のぼう様の衣装に、「鳥獣戯画」にあるようなカエルが描かれているけど、ひっくりカエルというシャレなのかなぁ?

上地雄輔氏の石田三成も、青臭い理想主義者ぶりが出ていて良かった。

セリフで心に響いたもの。
「武ある者が、武なき者を足蹴にする。
才ある者が、才なき者の鼻面を、いいように引き廻す。…それが世の習いだというなら、ワシは許さん!」
たとえ、敵が圧倒的多数でも、譲っちゃならねぇ一線がある。
銭にも力にも転ばない。
「やっちまうか!」
子どもみたいに笑ってムチャをする。
私を含めて、今の日本人に足りないものって、こういうことかも。
だから、こんなに、この話に惹かれるのかもね。
「ワシか?
ワシがその馬鹿者だからよ!」
いいね、いいね、
ゾクゾクする!
馬鹿者、結構!
小利口に立ち回る位なら、馬鹿者として生きる方がマシだ!

欲を言えば、甲斐姫様の武勇は、もう少し見たかったなぁ。


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