KONASUKEの部屋

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シロツバメエダシャク20200620

2020年09月06日 | チョウ目
シロツバメエダシャク。

①内横線
②外横線
③さざ波模様

白地に茶色の内横線・外横線がある。
外横線の外側には波模様があるが、内横線と外横線の間にはほとんど見られない。
このことから、シロツバメエダシャクの可能性が高いと判断しました。
より正確な判断には、顔の色を確かめる必要があるようです。
背側半分が橙色、腹側半分が白いという。

「○○ツバメエダシャク」の特徴の比較
①顔の色
②横線の色
③前翅の特徴
④その他

シロツバメエダシャク
①背中側半分が橙色、腹側半分が白色
②茶色
③純白で、内外横線の間にほとんどさざ波模様がない
④尾状突起は短い

ウスキツバメエダシャク
①橙褐色
②茶色
③黄色がかる、全体にさざ波模様がある
④尾状突起は長く、尖る

ノムラツバメエダシャク
①橙色
②灰褐色
③純白に近い、さざ波模様は弱い
④尾状突起は長い

フトスジツバメエダシャク
①白色~灰色
②灰色
③全体にさざ波模様

コガタツバメエダシャク
①白色
②灰色
③純白に近い

ヒメツバメエダシャク
①白色
④後翅内横線は、「く」の字に曲がる

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:♂35~45mm、♀45~54mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~7月、9~10月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・イチイ、キャラボク、チャボガヤ、イヌガヤ、トウヒ
その他:前翅は純白に近く、内外横線は茶色。
    内外横線の間にはさざ波模様がほとんど見られない。
    尾状突起は長い。
    顔の背中側半分は橙色、腹側半分は白色。
    同属の中では、本種の♂のみ触角に櫛歯が見られる。
    ♀は糸状。
    樹林と林縁、公園、寺社境内など、食樹の生育する環境で見られる。
    幼虫は地色は緑色、背中・腹に、黒や白の細い縦線がある。
    背中側、後方の両側に小突起が見られる。
    若い幼虫は群生し、刺激を与えると糸を吐いて垂れ下がる。
    終齢幼虫の体長は約50~55mm。
    葉の破片などを綴って粗い繭を作って蛹化する。
    コキアシヒラタヒメバチ、チャイロツヤヒラタヒメバチに寄生される。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   二人の館
   石黒の昔の暮らし
   北茨城周辺の生き物
   大小迫 つむぎの家
   大小迫 つむぎの家


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-09-06 12:39:16
コメントありがとうございます。
ウスキツバメエダシャクは超普通種なんですが。
それ以外は、そんなに出会う機会はないかもですね。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2020-09-06 07:46:18
この蛾に似たのは写したことがあります。コガタツバメエダシャクを20⑪.11.18に写しています。
返信する

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