KONASUKEの部屋

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オオギンスジハマキ20210510

2021年11月04日 | チョウ目
オオギンスジハマキ。
橙褐色の地色に、銀の筋が走ります。

隣のニセシロフコヤガと比べると、その小ささが分かって頂けると思います。

別名:
オオギンスジアカハマキ
分類:
チョウ目ハマキガ科ハマキガ亜科
翅を広げた長さ:
♂17~20mm、♀22~25mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月(年1化・山地7月)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・リンゴ、サクラ、ナシ、モモ、スモモ、ウメ、イタヤカエデ、マンサク、ケヤキ、ハルニレ、ハンノキ、イヌコリヤナギ、カワヤナギ、ネコヤナギなどの葉・花芽
その他:
北方系の蛾。
橙赤色に銀色の筋模様を持つ。
♂は前翅前縁に折り返し状のひだを持つ。
♂は小型の個体が多い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、果樹園、公園などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
葉の上面に産卵する。
(六角形に固めて産卵する?)
孵化後、葉の下面で摂食する。
枝幹のくぼみで繭を作り夏眠後、秋に活動・成長。
粗皮下で冬眠する。
終齢幼虫の体長は約22~29mm。
越冬後、花芽を食べ、展葉後は大きくまとめて綴って摂食する。
東北地方ではリンゴの害虫として知られる。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
農研機構
北茨城周辺の生き物
あおもり昆虫記
渓舟の昆虫図鑑
田中川の生き物調査隊
YAMKEN明石の蛾達
isida式
富山県産蛾類博物館


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