KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

シロマダラコヤガ20200905

2020年12月25日 | チョウ目
シロマダラコヤガ。
前翅のU字型の白色紋が目立ちますね。

横から。

別個体。

横から。

①楔状紋は三日月状の白色環
②腎状紋は内部に暗色鱗粉がある
③環状紋
④[r型の黒紋
⑤外横線は、後縁の直上で白色にならない
⑥触角を背負って止まる

分類:チョウ目ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:23~26mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:6~8月(年2化以上)
          幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・不明
   幼虫・・・イネ、アキメヒシバ、チヂミザサなど
その他:斑紋にはやや変異がある。
    楔状紋は大きく明瞭で、三日月状の白色環となる。
    ニセシロマダラコヤガに似る。
    腎状紋(内部に暗色鱗粉がある)と環状紋の間に[r型の黒紋がある。
    (ニセシロマダラコヤガにはない。)
    外横線が後縁の直上で白色を呈することはない。
    第1化個体は、明らかに第2化個体より大型。
    メイガ科やツトガ科のように、触角を背負って止まる。
    水田周辺の樹林、草原、路傍、荒蕪地、公園など比較的開けた環境を好む。
    夜行性で、灯火に飛来することも多い。
    普通種で個体数も多い。
    幼虫は淡褐色で、背面中央を貫く黒条がある。
    シャクトリムシのように歩く。
    終齢幼虫の体長は約30mm。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   北茨城周辺の生き物
   渓舟の昆虫図鑑
   埼玉の農作物病害虫写真集


最新の画像もっと見る

コメントを投稿