KONASUKEの部屋

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スカシノメイガ220520

2022年11月03日 | チョウ目
スカシノメイガ。

ただ、このコはちょっと模様が変わっていて。
普通は矢印の部分に目玉が入って、不恰好なネッシーの首みたいになるんだけど。
このコは白目むいてますね(笑)
ネット上の画像を確認すると、どれも目玉があるんだけど?
もしかしてレア?(笑)

「かたつむりの自然観撮記」には、「普通種で個体数も多い」とありますが、その割には、ネット上でヒットする画像が少ないですね。
圧倒的にマエアカスカシノメイガの情報が多いからでしょうね。

①後翅外縁の縁取り以外にも模様が入る
(チビスカシノメイガ、クワノメイガは外縁の縁取りのみで、あとは白い)
②ツシマスカシノメイガでは点が入る

分類:
チョウ目メイガ上科ツトガ科ノメイガ亜科
翅を広げた長さ:
24~27mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、7~8月
前蛹で冬越し?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・クワ、ヤマグワ、コウゾ、ヒメコウゾなど
その他:
黄褐色の地色に暗褐色の縁取りの白い斑紋が入る。
良く似たツシマスカシノメイガは対馬に分布、時に中国地方で見られる。
前翅前縁沿い、中央より基部寄りの白紋の中に点が入るので、本種と区別できるようだ。
同属のチビスカシノメイガ、クワノメイガなどと似るが、本種は後翅外縁以外にも斑紋が入る。
(チビスカシノメイガ・クワノメイガは、後翅に外縁以外は斑紋が入らず、白い)
触角は♂が微毛状、♀は糸状。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、畑地、休耕田、湿地周辺などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
産卵には、クワの葉に含まれる何らかの物質が刺激となっているらしい。
幼虫は緑色のイモムシ型で透明感がある。
前4節の体側に一対づつ黒点がある。
(クワノメイガは体側以外にも黒点がある。)
老齢幼虫は、成熟するほど白っぽくなるようだ。
型抜きした葉を二枚綴り合せて蛹室を作る。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
KAKEN
対馬の昆虫館v2
診断に役立つ埼玉の農作物病害虫写真集
花と葉っぱ
東京23区内の虫2
センスオブワンダふるイモムシケムシ
勿来の関周辺の蛾

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