アオバセセリ。
かなり高速で飛び回るので、このピンボケが精一杯。
しかし、これだけ身近で、このチョウに出会えることが分かっただけでも成果です。
犬も歩けば何とやら。
フィールドには出てみるもんですね(笑)
まぁ、この辺はご近所でも、車も滅多に通らない、人にも出くわさない道路沿いなので、コロナも心配ないだろう、ってことで。
それに・・・
食草であるアワブキと思しき樹も、
複数確認したので、いつか幼虫が見つけられるかも。
スミナガシだって希望が持てるかもよ?
とにかく、まずはアオバセセリでリベンジするぞ!
分類:チョウ目セセリチョウ科アオバセセリ亜科アオバセセリ属
前翅の長さ:約23~31mm
翅を広げた長さ:40~49mm
分布:本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:4~9月(茨城県5月~・年1~4化)
蛹で冬越し
エサ:成虫・・・シオン類、アザミ類、ネギ、レンゲ、オカトラノオ、ヒヨドリバナ、ウツギ、イボタノキ、ブルーベリー、エゴノキ、ノブドウ、カラスウリ、ボタンヅル、アカメガシワ、クサギ、リョウブ、イヌザンショウなどの花の蜜、獣糞
幼虫・・・アワブキ、ミヤマハハソ、ヤマビワ、ナンバンアワブキ、ヤンバルアワブキ、リュウキュウアワブキ、サクノキ
その他:大型のセセリチョウで、個体数は少ない。
翅は暗い青緑色で、後角のオレンジ紋が目立つ。
♂は後脚脛節に長い毛の束がある。
♀は♂より大きく、翅表の亜外縁が基部より濃い。
(後翅表中央に暗色部がある?)
夏型は春型より大型で、翅表の青味が強く、裏面の翅脈上の黒条が太い。
飛翔は極めて敏捷で、なかなか止まらない。
キク科の植物で吸蜜している時が、観察しやすい。
樹林の周辺で見られ、日当たりの良い林縁的環境を好む。
朝夕には山頂の空き地などで占有行動をする。
「旋回飛翔」と呼ばれる行動がある。
(数個体が、それぞれ一定の間隔を保ち、2~3mの円を描いて飛ぶ。
円内に侵入する仲間は追い払われる。)
金属光沢のあるものに誘引されることがある。
夏は早朝の活動性と、日中の休息性が著しく、日中は葉裏で静止する。
しばしば自分の排出液を吸い戻す。
吸水性は強いとする情報と、弱いとする情報とがある。
配偶行動は不明。
♀は葉表に止まって、腹を葉裏に回して、一卵ずつ産付する。
(時に葉表に卵が見つかる。)
幼虫は春~秋に見られる。
3齢以降は、黒いボディに、体節ごとに2~3本の黄色の細線がある派手な模様。
頭部と尾部はオレンジ色で、頭部には黒点が六つある。
食草を巻いて巣を作る。
若齢期はテント状、中齢期以降は柏餅状。
中齢期以降は、暑さを嫌うためか、巣に窓状の穴をあける。
巣は専ら隠れ家であり、摂食は主に夕~夜にかけて(?)別の場所で行う。
幼虫は巣から這い出す時に、前半身で強く巣の内部を叩き、「ポン」という音を出すという観察例がある。
終齢幼虫(5~6齢)の体長は約48~50mm。
食樹または付近の植物上に営巣し、中で蛹化する。
アオバセセリアメバチに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門チョウ②(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
かたつむりの自然観撮記
大阪市とその周辺の蝶
東北大学植物園
蝶超天国
かなり高速で飛び回るので、このピンボケが精一杯。
しかし、これだけ身近で、このチョウに出会えることが分かっただけでも成果です。
犬も歩けば何とやら。
フィールドには出てみるもんですね(笑)
まぁ、この辺はご近所でも、車も滅多に通らない、人にも出くわさない道路沿いなので、コロナも心配ないだろう、ってことで。
それに・・・
食草であるアワブキと思しき樹も、
複数確認したので、いつか幼虫が見つけられるかも。
スミナガシだって希望が持てるかもよ?
とにかく、まずはアオバセセリでリベンジするぞ!
分類:チョウ目セセリチョウ科アオバセセリ亜科アオバセセリ属
前翅の長さ:約23~31mm
翅を広げた長さ:40~49mm
分布:本州、四国、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:4~9月(茨城県5月~・年1~4化)
蛹で冬越し
エサ:成虫・・・シオン類、アザミ類、ネギ、レンゲ、オカトラノオ、ヒヨドリバナ、ウツギ、イボタノキ、ブルーベリー、エゴノキ、ノブドウ、カラスウリ、ボタンヅル、アカメガシワ、クサギ、リョウブ、イヌザンショウなどの花の蜜、獣糞
幼虫・・・アワブキ、ミヤマハハソ、ヤマビワ、ナンバンアワブキ、ヤンバルアワブキ、リュウキュウアワブキ、サクノキ
その他:大型のセセリチョウで、個体数は少ない。
翅は暗い青緑色で、後角のオレンジ紋が目立つ。
♂は後脚脛節に長い毛の束がある。
♀は♂より大きく、翅表の亜外縁が基部より濃い。
(後翅表中央に暗色部がある?)
夏型は春型より大型で、翅表の青味が強く、裏面の翅脈上の黒条が太い。
飛翔は極めて敏捷で、なかなか止まらない。
キク科の植物で吸蜜している時が、観察しやすい。
樹林の周辺で見られ、日当たりの良い林縁的環境を好む。
朝夕には山頂の空き地などで占有行動をする。
「旋回飛翔」と呼ばれる行動がある。
(数個体が、それぞれ一定の間隔を保ち、2~3mの円を描いて飛ぶ。
円内に侵入する仲間は追い払われる。)
金属光沢のあるものに誘引されることがある。
夏は早朝の活動性と、日中の休息性が著しく、日中は葉裏で静止する。
しばしば自分の排出液を吸い戻す。
吸水性は強いとする情報と、弱いとする情報とがある。
配偶行動は不明。
♀は葉表に止まって、腹を葉裏に回して、一卵ずつ産付する。
(時に葉表に卵が見つかる。)
幼虫は春~秋に見られる。
3齢以降は、黒いボディに、体節ごとに2~3本の黄色の細線がある派手な模様。
頭部と尾部はオレンジ色で、頭部には黒点が六つある。
食草を巻いて巣を作る。
若齢期はテント状、中齢期以降は柏餅状。
中齢期以降は、暑さを嫌うためか、巣に窓状の穴をあける。
巣は専ら隠れ家であり、摂食は主に夕~夜にかけて(?)別の場所で行う。
幼虫は巣から這い出す時に、前半身で強く巣の内部を叩き、「ポン」という音を出すという観察例がある。
終齢幼虫(5~6齢)の体長は約48~50mm。
食樹または付近の植物上に営巣し、中で蛹化する。
アオバセセリアメバチに寄生される。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門チョウ②(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
かたつむりの自然観撮記
大阪市とその周辺の蝶
東北大学植物園
蝶超天国
アオバセセリ、きれいですね!
一度この目で観てみたいです。
ありがとうございます。
山にいる蝶なので、あまり馴染みはないかも知れませんね。
派手なアオバセセリの幼虫、自然の芸術のようなスミナガシの幼虫・蛹!
憧れですよね!
何とか、探してみたいと思います。
ピンボケ写真で申し訳ないですが。
実物はもっとキレイなので、いつか見られることを祈っています。