KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ハグロケバエ202004初旬~下旬

2020年05月13日 | ハエ目
ハグロケバエの♂。

グルーミング中。

何となく、リーゼントのヤンキーが梳る(くしけずる)様子を想像しちゃう(笑)
♪きょ~おも元気に
ドカンをキメたら
ヨ~ラン背負って
リ~ゼント♪(笑)

毎年、春に♂が群舞します。

そこら中に♂が。






こんだけ撮って、やっと♀が一頭。
♀は複眼が小さいので、小顔に見えますね(笑)

♀は、形こそメスアカケバエの♀と似ていますが、胸が黒いので、容易に区別が付きます

メスアカケバエは、胸が赤いですからね。

♂はどちらも胸が黒いので、ちょっと紛らわしいです。
ハグロケバエ♂の胸の周りの毛は白っぽい。
胸は艶消し状。
また、前脚の脛節は細長い。

比較のため、過去に撮ったメスアカケバエ♂。
胸の周りの毛は黒っぽい。
胸は光沢がある。
前脚の脛節は短くて、特徴的な形。

分類:ハエ目ケバエ科
体長:10~17mm
分布:全国
   平地~低山
成虫の見られる時期:4~5月
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・カエデやコナラなどの花の蜜?
   幼虫・・・堆肥、腐葉土
その他:成虫は体色、翅とも黒色。
    ♀は複眼が小さいため、小顔に見える。
    ♂はメスアカケバエの♂と紛らわしいが、
    ①胸の周りの毛は白っぽい(メスアカ~では黒っぽい)
    ②胸の表面は艶消し状(メスアカ~では光沢がある)
    ③前脚の脛節は細長い(メスアカ~では短く、特徴的な形態)
    などの違いがある。
    雑木林の周辺で見られる。
    飛ぶ時、前脚は背中側に回し、後脚はだらりと下に下げたまま。
    ♂は春に群舞する。
    ♂は灯りに来ることもある。
    幼虫は腐葉土中に群生する。
    秋ごろ、集団で地上に出てくることがある。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   虫ナビ
   昆虫エクスプローラ
   北摂の生き物
   野山北・六道山・中藤公園だより
   昆虫写真図鑑
   コトバンク


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