一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

11月7日と8日岩登りとスポーツクライミング研修を受講 2日目  

2009年11月11日 | 北アルプス
この日6時起床だが、5時過ぎに目が覚めたのでベッドの中でしばしストレッチをして身体を解す。

朝食後、長野市内善光寺裏手になる物見岩へ向け、観光バスに乗り込んで1時間余り風景を楽しみながら登山口に到着し、用を足したりして準備をして物見岩の岩場に向けて登り、いよいよ岩場での研修となる。

日差しは無かったがここの所の好天で気温も高めで風もほとんど無いので、先生の説明を聞いたり、班の順番待ち時間があったが、そう身体が冷えずに助かった。

物見岩へのほぼ垂直の登りは岩がしっかりしていたのでホールド出来、ビレイしてもらっている安心感もあり、難無く登ることが出来た。

登った場所から善光寺平が一望出来て、遠くに根子岳と四阿山、その右手に浅間山らしき頂が望めたので、しばし眺望を楽しんだ。

今回の核心は岩場の懸垂下降なので、教わった手順を一つ一つこなし足の裏が岩に対してフラットにつくようにしながら下降した。
降り始めに身体をかなり後に倒すことに少し躊躇したが、徐々に倒していくことで対応できた。

時間の制約で一度の昇り降りしか出来なかったが、出来れば別の場所でもう一ヶ所登攀をしたかった。

班の全員が終わってロープ等の後片付けをして下に行くと2時近くになっていたのですぐに朝配られた弁当を食べてバスに乗る為移動し、山岳総合センターに戻った。

その後閉会式が行われそれぞれ解散となり、F先生に挨拶をして佐久へノンストップで帰った。

佐久の蕎麦の名店そばよしから新蕎麦の案内をもらっていたので、もりそば大盛りを食べて新蕎麦を堪能し、アパートに帰った。

今回、研修に参加して今後の山行に貴重な経験をしたと思うし、F先生と前夜皆で話しをした時、救助隊員にもなっている経緯上、単独行でも構わないから大切なことは「必ず生きて還る」ことを念頭において謙虚な気持ちで山行してくれと強く言った言葉が胸に刻み込まれている。

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