少し前に読んだ「メリーゴーランド」で、ちょっと作風に
飽きてきてしまったけど、今までとちょっと違うときいて
読んでみました。
ちょっと怖いもの見たさで、一気に読破です。
キモカワならぬ、コワオモ?です。
千年近い樹齢をもつ、くすの樹が見てきた
人間の愛憎・生死が、時代を転々とさせながら
8つの切ない短編で綴られています。
決して温かい目線ではなく、自然界の厳しい目線で
描かれていますが、それだけに長い時の流れの中で
人間はちっぽけなものって感じます。
暗い作風で好みは分れると思うけど、考えさせられる本でした。
先週、部長の異動発令が出ました。
今までの部長は、仕事はとってもイマイチだったけど、
とにかくいい方でした。
頭には入ってなかったみたいだけど、とにかく
下に言いたいことを言わせてくれました。
でも、今度の方は他の部からも大変ねって
言われるほどの曲者。
上が右と言えば、たとえ間違ってても右。
それを下にも強います。
私は、無駄なこと、明らかに間違ってることは
バカらしくてやってられないので、絶対ストレスたまりそう。
だからすっごく憂鬱。
千年たてば、人間のすることなんて、全部ちっぽけなことさって
ことで、今日の本は私の心に刺さったのかな
残念ながら、昔仕事で関係したことがあって…。
でも、もしかしたら、上司にしたらいいのかも
しれないですね。
カテゴリー気づいてくださってありがとうございます。
本の好みが一緒だといいのですが・・・
dragon21さんへ
妖星伝は、人生観変わるほどのすごい本なんですね。
半村 良さんは読んだことないと思うので、今度
読んでみます。
ありがとうございます。
puriさんへ
お疲れ様です。
私もよく電車のなかで、読書しながら寝てしまい、
本をばっさり落としてます(笑)
puriさん、アラ40同志まだまだこれからですよ~。
でも、つらいときは「こんなもんさ」が正解かもしれないですね。
部長さんも、いい面をみるようにしないとですよね。
mikomaiさんへ
その樹もやっぱり神様として、ある種畏れられて
いるのですね。
千年の間何をみてきたのでしょう。
そうなんです。元々知っているだけに、つらいです。
以前、樹齢千年というクスノキを採り上げたことがあるので、何となく親近感を覚える題名です♪^^その樹は今や神様として祀られているんですけど、街中の狭い敷地の中に閉じ込められて可愛そうなくらいです。
可愛そうだと思えるような部長ならよろしいのですが、どうも違うようですね☆
娘が朝読書にって持っていってしまう始末
どうしても睡眠が勝ってしまいます・・
私も仕事で(クレーム残業)溜息が出たとき、
「もう、いい歳・・こんなもんさ。人生あっという間」って言い聞かせてます。
変かな・・??
新しい上司さん、何か一つでも人間的にいいところが見えれば部下も安心ですね
そう願っています
僕は、若い頃、半村良の「妖星伝」を読み、
人生観が変わった経験があります。
多分、同じような感覚に襲われたと思う。
江戸中期の日本を題材に“人類と宇宙の摂理”を問うた一大巨編。
読み応え十分です。
カテゴリー♪
これから本に迷ったら参考にさせていただこっと!