SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)
日本人の成人失明第一位である緑内障!
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、
視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。
読者の方にも大勢の緑内障の方がおられることと思います。
緑内障の治療は、点眼薬・レーザー治療・手術等があり、
いずれも眼圧を下げることを目的としています。
そのレーザー治療のひとつであるSLTとは、
Selective‐Laser‐Trabeculoplastyの略で、
「選択的レーザー線維柱帯形成術」といいます。
SLTには副作用がほとんどなく、多くの緑内障患者さんに適応となります。
最近では点眼薬を開始する前に初期治療として行われる場合が増えてきました。
また、短時間での施術が可能であり、
点眼麻酔を行った後に5分程度で治療を行うことが可能です。
このような方にお勧めいたします
• 眼圧が高い方
• 眼圧を下げる必要がある方
• 毎日点眼することがつらい、点眼を忘れやすい方
• これまで緑内障点眼で副作用が出た方
• 妊娠・授乳中で点眼治療ができない女性の方
• 生活リズムや仕事の関係で点眼を続けることが難しい方
当院では、緑内障点眼薬の長期使用での合併症を防ぐ目的で、この治療を推奨しております。
次回は、この新しいレーザー治療について、もう少し詳しくお伝えさせていただきます。
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